お肌ケア

敏感肌と乾燥肌は違う!?見分け方とそれぞれのケアポイント!

敏感肌と乾燥肌、実は同じようで少し違うんです。それぞれに合ったスキンケアや注意点があります。どのように見分けたらよいのでしょうか。敏感肌と乾燥肌の違いやそれぞれの注意点を解説します。

敏感肌と乾燥肌の違いとは!?

敏感肌と乾燥肌は少し肌の状態や原因が異なります。それぞれの原因とは何なのでしょうか。

敏感肌

敏感肌は主にアレルギーが関係しています。アレルギーの原因物質に肌が反応して、赤みや痒み、痛みを感じるのが敏感肌なんです。

乾燥肌

年齢や季節にともない肌の水分量が減った事が原因でカサカサした状態になるのが乾燥肌です。悪化すると敏感肌と同じように赤みや痒み、痛みを伴うことがあります。乾燥肌はアレルギーがなくてもトラブルがおこる状態です。

この2つの肌タイプは症状や原因は少し違いますが、お互いに大きく関係しています。敏感肌の方はアレルギー反応でトラブルが続くと肌が乾燥しやすくなります。また逆に乾燥が原因となってアレルギー反応がおこり、敏感肌になってしまうこともあるのです。一方の肌トラブルにみまわれると、もう一方の肌トラブルも引き起こしやすくなります。トラブルを悪化させないため、スキンケアをしっかりとしていきましょう。

敏感肌と乾燥肌のスキンケアのポイント!

敏感肌と乾燥肌で共通するスキンケアのポイントが3つあります。

自分の肌に合うもの

敏感肌でも乾燥肌でも自分の肌に合うものを使わなくては逆効果です。どんなに優れた成分が配合されていても、キレイなモデルさんが使っていたとしても自分の肌質に合わなくては治るどころかトラブルが悪化してしまいます。使用前にパッチテストなどして使っても問題ないか確認してあげるといいです。

保湿

どちらも肌のバリア機能が低下しています。そのためアレルギー物質に反応しやすかったり、水分が逃げやすかったりするのです。敏感肌も乾燥肌も保湿には力をいれてあげてください。洗顔後の保湿はもちろんですが、洗顔料自体も保湿に優れたものを選んであげるといいです。

低刺激

敏感肌も乾燥肌も外からの刺激に弱い状態になっています。使うスキンケア用品は余分な成分が入っていない低刺激のものを選んであげると安心です。敏感肌用のものはもちろん低刺激や無香料、無着色などとパッケージに書かれているものを目印にしてみましょう。

これらに加えそれぞれにケアしてほしいのがこちらです。

敏感肌

ホコリや花粉などの対策をしてあげましょう。外出時はマスクやメガネ、メイクなどで肌を花粉などのアレルギー物質から守ってあげてください。

乾燥肌

乾燥肌の方は空調の管理をしてあげるとより効果的です。エアコンは夏も冬も使うため年中注意が必要になります。エアコンを使用する時は加湿をしたり、ミストの化粧水を使ってみてはいかがでしょうか。

敏感肌と乾燥肌を内側からケア!効果的な食事とは!?

スキンケアで外側からケアしてあげたら、次は敏感肌と乾燥を内側からケアしてあげましょう。それぞれに効果的な食材をご紹介します。

敏感肌

敏感肌にはビタミンAとビタミンCを積極的にとることをおすすめします。

ビタミンA

にんじんやカボチャ、ほうれん草

ビタミンC 

ピーマン、ブロッコリー、いちご、キウイ

控えた方がいい食材

逆に乳製品や魚類、パンや麺のグルテンの多いもの、甘いお菓子は敏感肌になりやすいので控えたほうがいいです。しかし全く食べないのは栄養バランスが乱れてしまいまた違う肌トラブルに繋がりますし、ストレスもたまります。適度に控えてあげれば十分です。

乾燥肌

乾燥肌にはタンパク質、オメガ3系脂肪酸、ビタミンE、ビタミンCがおすすめです。

タンパク質

肉類、魚類、卵、大豆製品、乳製品

オメガ3系脂肪酸

アマニオイル、えごま油、青魚

ビタミンA

にんじんやカボチャ、ほうれん草

ビタミンE

ごま、アーモンド、ナッツ、アボガド

ビタミンB群

レバー、豚肉、納豆、卵

ビタミンC

ピーマン、ブロッコリー、いちご、キウイ

控えた方がいい食材

冷たいサラダなどの野菜、スナック菓子、コーヒー、塩分の多い食事は乾燥肌になりやすいため控えたほうがいいです。しかしこれも敏感肌と同様、無理のない範囲で控えてあげましょう。

まとめ

敏感肌と乾燥肌は少し違いますが大きく関係しています。敏感肌の方は乾燥肌になりやすいですし、逆に乾燥肌が原因で敏感肌にもなりやすいです。保湿と食事、体の外側と内側からケアして肌トラブルを回避しましょう。

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