秋は抜け毛やパサつきが目立ってショックですよね。頭皮マッサージやシャンプーなど、ホームケアに力を入れてる方も多いのではないでしょうか。しかし意外とちょっとしたところを見落としていませんか?ホームケアの影響は大きいです!今回はそんな、ちょこっと意識するだけで実は大きく変わる、秋の抜け毛・パサつきの細かな部分のホームケアについてみていきましょう。
髪を整えるのにホームケアってそんなに大事?

抜け毛やパサつきが気になる秋の髪、髪を整えるためにはホームケアは重要です。サロンケアももちろん効果的ですが、年に数回のサロンケア「だけ」に頼っていてはもったいない!365日の自宅ケアがあってこそ、髪は整うのです。
なぜ自宅でのケアが重要なのかというと、
①髪は肌のように生まれ変わらないから
せっかくサロンで髪を整えても、自宅でのケアを疎かにすると、髪はすぐに傷んでしまいます。私たちの髪は、肌のようにターンオーバーで生まれ変わることは難しいからです。一度痛むとダメージは進行しやすいため、自宅でのケアが重要になります。
②日常にも抜け毛やパサつきの原因が潜んでいるから
抜け毛やパサつきなどの髪の痛みは、パーマやカラーだけが原因ではありません。実は毎日私たちが毎日やっていることや環境も、傷みの大きな原因です。
・シャンプーやトリートメント
・ドライヤー
・空気の乾燥
・静電気
・髪同士や枕などの摩擦
・紫外線
・汗
など、日常の中でも抜け毛や髪がパサつく原因は沢山あります。特に夏の紫外線や汗などは影響も大きく、日常の積み重なったダメージが秋に表に出てきます。そのため、そんな日常の積み重ねダメージに対抗するには、こちらも日常の積み重ねとなるホームケアが大事なのです。
自宅で健やかな髪に整えるポイントは?

抜け毛や髪のパサつきをケアするには、「頭皮へのアプローチ」がポイントです!
・血流を良くして頭皮を整える
・頭皮に汚れを溜めさせない
この2つを意識して自宅でのヘアケアをおこなってください。
もちろん髪自体をケアしていくことも大事ですが、その髪が生える土台となる頭皮のケアが最重要になります。肥沃な土地でなければ植物が育たないように、髪の成長にも健やかな頭皮が不可欠だからです。自宅でのヘアケアは、頭皮を清潔にし、頭皮の血流を良くすることを意識していきましょう。
見落としてない?ちょこっと意識したいホームケア

抜け毛や髪のパサつきが気になるこの季節、ちょこっと意識すると効果が上がるホームケアをみていきましょう。今回は、頭皮マッサージやシャンプーなどホームケアのメインにいく前に見落としがちな、ちょこっと意識したいちょこっとした部分のホームケアに目を向けていきます。
シャンプー前にはブラッシングを!
ブラッシングは頭皮の血行を良くするのはもちろん、頭皮の汚れも浮かすのでシャンプー前におこなうのをおすすめします。頭皮に汚れが残ってしまうのを予防し、シャンプーの泡立ちも変わってきますよ。
point
・ブラシはどんなのを使ったらいい?
→使用するブラシはパドルブラシがおすすめ!パドルブラシは髪をとかすことを目的としたブラシよりも、頭皮マッサージ効果が高いからです。
・ブラッシングをおこなうタイミングは?
→ブラッシングは髪が乾いている時におこないましょう。濡れた状態の髪は普段よりも柔らかいため、摩擦で傷つきやすいからです。
・ブラッシングのやり方は?
→1.まずは髪のもつれを優しくほどいてからおこないます。
2.ブラッシングは髪の内側からおこないましょう。髪の内側を頭の形に沿って上から下に向かってとかします。心地いいくらいの強さで頭皮を刺激することで、血流が良くなりますよ。
3.最後に外側を上から下に向かってとかし表面の汚れを落としていきます。
シャンプー前の予洗いは必ずしよう!
シャンプー前には必ず予洗いをしましょう。頭皮の毛穴汚れをしっかり落とすことで、抜け毛を予防し、栄養もしっかり行き渡らせるためパサつきを予防します。この予洗いで、頭皮の皮脂や汚れ、髪表面の汚れは7〜8割ほど落とすことが出来るといわれているんですよ。毎日のシャンプー時に、予洗いで頭皮の汚れを溜めないようにすることで、サロンケアの持続も期待できます。
point
・予洗いにかける時間は?
→1〜2分程おこないましょう。
・お湯の温度はどれくらい?
→36〜38℃を目安に外気に合わせてコントロールしましょう。熱いお湯は頭皮が乾燥してしまいますが、温度が低いのも汚れおちが悪くなります。
・予洗いする時に気を付けることは?
→髪が長い人は特に、頭皮までお湯がしっかり届いていないことがあります。髪を持ち上げるようにして、頭皮までお湯を浸透させましょう。
濡れた髪の放置は厳禁
シャンプー後はなるべく早めに乾かすようにしましょう。濡れた髪の毛は、キューティクルが開いているため、髪内部の水分が逃げやすくパサつきやすい状態だからです。また、頭皮も濡れたままにしてると雑菌が繁殖しやすくなります。寝れた髪の放置は厳禁ですよ!
point
・乾かし方は?
→まず髪を乾かす時はタオルで頭皮や髪の水分をある程度とります。
ドライヤーで乾かす時は、20cmくらい離し、根元から乾かしていきます。
最後に冷風を当てて、キューティクルを整えてあげましょう。
まとめ
今回はホームケアの中でも、メインのケアとなるような頭皮マッサージやシャンプーにいくまでの、見落とされがちなちょこっと意識したいホームケアに目を向けてみました。
・日常にも髪が傷む原因が潜んでおり、髪は肌のようにターンオーバーがないため、一度痛むとダメージは蓄積されやすいため、毎日の積み重ねとなる生活習慣とホームケアが重要
・自宅でのヘアケアは、頭皮を清潔にし、頭皮の血流を良くすることを意識する
・頭皮マッサージやシャンプーなどホームケアのメインにいく前に、予洗いやブラッシングなど、ちょこっとしたケアが髪に大きな影響を与える