秋になると日差しの強さも少し弱まり過ごしやすくなってきますよね。秋はそんな過ごしやすい時期ですが、ふと鏡を見ると「あれ・・・シミが濃くなった?肌がくすんでない?」と思うことってありませんか?秋は紫外線を浴びた肌のケアがとっても重要!夏に浴びた紫外線による肌ダメージを整える、秋の紫外線ケアを紹介します。今回はそんな紫外線ケアの中でも美白ケアに注目してご紹介していきますよ。
秋もまだまだ紫外線に注意!紫外線量はどれくらい?

引用:日最大UVインデックス(解析値)の月別累年平均値グラフhttps://www.data.jma.go.jp/gmd/env/uvhp/link_uvindex_norm56.html
9月の紫外線は真夏の7、8月に比べると多少弱くなってきていますが、まだまだ肌にダメージを与えるには十分な強さがあります。秋も引き続き、日焼け止めなどを使い紫外線ケアが必要です。
また、秋の肌は夏の強い紫外線を浴びてかなり弱っています。ケアをせずそのままにしていると、秋の紫外線の強さで受けるダメージ以上のダメージがあるので要注意。秋にシミやくすみがどっと一気に出てくるため、紫外線ケアをしっかりしていきましょう。
秋の紫外線ケアを怠るとどんなリスクが・・・?

秋に紫外線ケアをせずにいると、肌に様々な影響を及ぼします。
・肌トラブルの多発
・肌の老化(シミ・くすみ・そばかす・しわ など)
・肌の病気になりやすい
紫外線を浴びた肌は炎症を起こしているのと同じです。そのため、日焼けの程度は人それぞれですが、ケアをせず放置していると赤みや発疹、かぶれなどの症状を引き起こしやすくなります。肌の病気になるリスクも上がってしまいますよ。
また特に多くの方が気になるのが、肌の老化ではないでしょうか。紫外線は、肌の弾力やハリのもとであるコラーゲン・エラスチンを壊します。皮膚を守るために、メラニンも作り出します。紫外線ケアでメラニンの排出をしっかりサポートし、潤いを与えていかないと、シミやくすみ、しわなどの老化が目立つようになってしまうのです。
夏に紫外線を浴びたお肌をケア!ケアのポイントは?

秋の紫外線ケアは、以下のポイントが大事です。
・肌に潤いをしっかり与える
・肌の代謝をあげる
・紫外線対策を継続する
シミやくすみが気になるからとすぐに美白ケアに入るのではなく、美白ケアの下準備としても肌にしっかり潤いを与えることが重要です。ヒアルロン酸やセラミドなど高保湿成分が配合されたアイテムを使ってまずは肌に潤いを与えましょう。
また、シミやくすみが表に出てこないようにするためにも、メラニンの排出を促すことが大事です。肌の新陳代謝をあげるケアをしていきましょう。次回また、メラニンを排出させるために肌代謝を促すケアについても詳しく解説していくのでお楽しみに。
そして、夏に引き続き紫外線対策はしっかり行ってくださいね。日焼けどめのこまめな塗り直しや、日傘や帽子などのアイテムを使いましょう。
秋の紫外線ケア!今回は「美白ケア」に注目

今回は秋の紫外線ケアの中でも「美白」に注目して詳しくみていきましょう。
秋の美白ケアの役割とは?なぜ必要?
美白ケアは、夏に浴びた紫外線によって発生するメラニンにアプローチをする重要なケアです。
・新しくメラニンを生成させないようにする
・メラニン色素を還元する
・メラニンが定着しないよう排出を促す
美白ケアにはこのような役割があります。秋にケアをしないで放置してしまうと、シミやくすみがどんどん進行してしまうので、紫外線ケアとして美白ケアを意識していきましょう。
美白ケアに使うアイテムの選び方
美白コスメって沢山あって何を使ったらいいのか迷いますよね。そんな沢山ある美白ケア化粧品を選ぶ際は、
「医薬部外品」や「薬用」
と記載されたものを選ぶといいですよ。医薬部外品や薬用と記載されたものは、厚生労働省認可の美白有効成分が、一定の基準の量を満たしている化粧品に記載できるものだからです。確かに値段の高いものはそれなりにいい成分が配合されていますが、高ければいいというわけではないので、これらの表記も意識してみましょう。
美白ケアにはどんな成分を選べばいい?
一言で美白と言っても、効果が期待できる成分は様々あります。厚生労働省が認めている美白有効成分はなんと20種類ほどあるんです。効果を理解して、成分も選んでいくといいですね。
メラニンの生成を抑えたいなら
ビタミンC誘導体・アルプチン・トラネキサム酸・ルシノール・コウジ酸・エラグ酸・ビタミンC・プラセンタエキス など
メラニン色素を還元して薄くしたいなら
ビタミンC・ビタミンC誘導体・ハイドロキノン など
メラニンの排出を促す効果が期待できるのは
アデノシン1リン酸・プラセンタエキス・リノール酸 など
秋の美白ケアのポイントは?
秋の紫外線ケアの一つ、美白ケアは以下のことを意識しておこなうといいですよ。
・まず保湿ケアをしっかりおこなってから美白ケアに入る
・美白化粧品1本使ってから効果があるかジャッジする
・美白化粧品が肌に合わない時はすぐ使用を中止する
先ほども少しお話ししましたが、紫外線を浴びて乾いた肌はごわついており潤いを保持する力が弱まっています。まずは保湿が大事!せっかく美白ケアをしても効果をしっかりと感じられないこともあるため、保湿力に優れた美白化粧品を選ぶといいです。
また美白化粧品は1週間くらい使用して効果がないとやめてしまってはもったいない!1ヶ月半から2ヶ月くらいしっかり使用して、自分に合う美白化粧品を探していきましょう。
しかし、美白化粧品を使用して、痒みや赤み、肌荒れや炎症などトラブルを少しでも感じる時は使用を中止してください。秋の肌は思っている以上に弱っています。普段なら大丈夫でもトラブルを引き起こすことも多いです。美白化粧品は少し刺激の強いものも多いので、使用前にパッチテストをするといいですね。
まとめ
夏に浴びた紫外線による肌ダメージを整える秋の紫外線ケアを紹介しました。今回は中でも「美白」に注目。秋にケアをしないで放置してしまうと、シミやくすみがどんどん進行してしまいます。美白成分も様々あるため、自分に合うケアを探していくことが大事ですよ。秋こそしっかり美白を意識して紫外線ケアをしていきましょう。