インナーケア

夏の不調を簡単・手軽に解消したいならこれ!自律神経を整える呼吸法

夏の不調の原因は自律神経の乱れってよく聞くようになってきました。特に40代頃からはそんな自律神経の影響が大きくなってきます。自律神経を整えると言われると難しそうなイメージがあり、自分では改善するのが難しく感じますよね。しかし、実はセルフで簡単に整えられる方法があるのです。そこで今回は、夏の不調をお手軽に解消する自律神経を整える呼吸法を紹介します。簡単にできるのでぜひ参考にしてください。

夏の不調の原因は自律神経の乱れ!

夏は自律神経が乱れやすい原因が沢山あります。

・屋外と室内の温度差

・ミネラル不足

・ストレス

・紫外線

・睡眠不足

夏の高い気温と室内の冷房の温度差が激しいため、自律神経のコントロールが上手く付いていけなくなってしまいます。この温度差は体に外部ストレスも与えるため、これも乱れる原因です。また、大量に汗をかく事でミネラル不足になったり、紫外線が交感神経を刺激することも自律神経を乱すきっかけになってしまいます。そして、暑さからくる寝苦しさで睡眠不足になりやすいのも原因となるのです。

呼吸で自律神経に働きかける

呼吸と自律神経には、実は深い関係があります。呼吸の仕方によって、交感神経と副交感神経を刺激することができるからです。

胸式呼吸・・・私たちは普段、胸式呼吸という浅く短い呼吸をしています。この胸式呼吸は交感神経を刺激しやすい呼吸なんです。

腹式呼吸・・・反対に心身をリラックスさせる副交感神経は、腹式呼吸のようなゆっくりで深い呼吸をすることで優位になります。ゆっくりと深い呼吸をすることで自律神経を整えることができるのです。

特に夏場は呼吸が乱れやすくなります。夏は呼吸が浅くなりがち!夏バテなどで疲れが溜まると、背中が丸まり、あごがあがるような姿勢になりやすく、呼吸が小刻みに浅くなりやすいのです。浅い呼吸からは十分な酸素を取り込むことができないため、血液の循環が悪くなりやすく、さらに疲労がたまってしまう悪循環を招いてしまいます。

夏こそ呼吸で自律神経を整えていきましょう。

自律神経を整えるための呼吸法

では、自律神経を整える呼吸の仕方を紹介していきます。

自律神経を整える呼吸のポイント

・ゆっくりおこなう

・深く呼吸をする

・力を抜いておこなう

・無理のない姿勢でおこなう

・体への締め付けがない服装でおこなう

夏の呼吸法は浅く早くなった呼吸を整え、副交感神経を優位にしてリラックスすることが大事です。そのためには、ゆっくり、深く力を抜いて呼吸をすることが大事!服装も心身ともにリラックスできるよう、体を締め付けるものは避けることをおすすめします。

呼吸で自律神経を整える

①仰向けで膝を立てて寝転びます

②バスタオルを軽く丸めて腰の下に敷きましょう。

③鼻からゆっくりと深く息を吸ってください。

 point:呼吸は腹式呼吸です。お腹に息を入れ膨らませるようなイメージでおこないましょう。

④息を吸ったら、次は鼻からゆっくりと息をはいていきます。

 point:腰のしたのバスタオルを押しつぶすようにお腹を凹ましていくといいですよ。

⑤この一連の流れを10回繰り返していきます。

まずは少しずつ、なれてきたら回数を増やしていけるといいですね。腰の下のバスタオルはあるとわかりやすいですが、なくても大丈夫です。特別に準備しなくてはいけないものはないため、始めようと思ったその時から始められます。簡単なのでぜひ初めてみてください。

まとめ

夏の不調を解消する自律神経を整えるための呼吸を紹介しました。無意識にしている呼吸ですが、呼吸の仕方によって、交感神経と副交感神経をそれぞれ刺激することができます。腹式呼吸のようにゆっくりと深い呼吸をすることで、自律神経を整えることができるのです。呼吸を少し意識するだけで変わります。簡単に始めたい時にいつでもできるものなので、ぜひ呼吸で自律神経を整え体の中から夏を健やかに過ごしていきましょう。

Mion(マイオン)をもっと知りたい。