インナーケア

痩せない!便秘!疲れる!これ腸冷えが原因かも?夏こそ腸活で整えよう

夏になると年々、疲れは溜まる一方だし、痩せない、便秘になりやすい、などのお悩みが増えませんか。これは、「腸冷え」が原因かもしれません。暑い夏なのに、体の中は冷えているって言われてもピンとこないですよね。そこで今回は、夏に腸が冷える原因やセルフチェックの方法、夏の美容や健康の不調を腸活で腸を温めながら整える方法などご紹介していきます。

暑い夏なのになぜ腸は冷えてしまうの?3つの原因

夏は暑いはずなのに腸が冷えるって?その原因は3つあります。

・冷房

・冷たい食べ物

・薄着

長時間、冷房のきいた部屋にいると体の表面だけでなく、体の中の腸まで冷やしてしまいます。設定温度を自由に変えられない職場やショッピングモール、レストランなどは特に設定温度も低めのため注意しましょう。

また、夏はアイスやそうめん、ビールなど冷たい食べ物を食べる機会が増えますよね。もちろん、これらの冷たい食べ物や飲み物は体の内側をダイレクトに冷やしてしまいます。

そして薄着も要注意!冷房のきいた屋内では体温の調整が上手くできず腸を冷やしてしまいます。また、外で汗をかいた状態で冷房のきいた室内に入ると、薄着に輪をかけて体を冷やしてしまうので注意が必要です。

特に腸が冷えやすい人ってどんな人?

中でも以下のことが当てはまる方は、特に腸が冷えやすい傾向にあるため注意しましょう。

・食事は炭水化物ばかりになりがち

・清涼飲料水や甘いものを毎日飲んだり食べたりしている

・運動する習慣がない

・体を締め付ける下着を身につけている

・姿勢が悪い

まず食生活は腸の冷えに大きく影響しています。冷たい食べ物はもちろん、炭水化物や甘いものなど糖分の多い食事も腸を冷やしてしまいます。糖分の摂りすぎは腸の筋肉を弱くしてしまうため、機能が低下しやすくなるのです。

また、運動不足の人や体を締め付ける下着を着ている人、姿勢が悪い人は血行が悪くなりやすいため、腸の冷えを引き起こしやすいので注意しましょう。

腸が冷えるとどうなるの?

腸が冷えると体の様々なところに不調が現れます。主に以下の不調が現れやすいです。

・便秘

・自律神経が乱れる

・免疫力の低下

・痩せにくい

・集中力の低下

まず腸の動きが悪くなることで、便通が滞ってしまい便秘に悩む方が多いでしょう。また、腸は免疫にも大きく関わる臓器です。腸が冷えることで、肩こり・片頭痛・不眠・食欲不振などの症状が出で、免疫機能が低下してしまったり、自律神経が乱れ倦怠感を感じるようになったりもします。

そんな健康面だけでなく、美容面や精神面でも不調が懸念されます。腸の冷えで代謝が低下して内臓脂肪がつきやすくなり痩せにくい体になりやすいです。そして脳の機能にも影響しやすく、集中力や気力の低下、ひどい時はうつなどの不調も引き起こしてしまうこともあります。

腸が冷えていないかセルフチェックしてみよう

ですが、腸が冷えているかってなかなか気づかないもの。腸の冷えをセルフチェックしてみましょう。

腸の冷えをチェックする方法

みぞおちの辺りを手のひらで触ってみましょう。冷たいと感じる場合は、腸が冷えている可能性があります。心臓の辺りは基本常に体温が高いため、触って比較してみるとわかりやすいですよ。

また、背中が冷えている感じはしますか?背中が冷たいと感じる場合は、腸の冷えがかなり進行している可能性が高いです。

夏の美容と健康は腸活で整える!腸の温め方

腸は冷えると、体全体に様々な不調を引き起こします。特に夏場は腸が冷えやすいため要注意!夏こそ腸活で腸を温めて、健康で美しく過ごしましょう。腸の冷えを予防・改善する、腸を温める腸活をご紹介します。

冷たい食べ物・飲み物を控えめにする

まずは、腸を冷やしてしまう食べ物や飲み物を少なめにするようにしましょう。冷たいものを食べることでダイレクトに腸を冷やしてしまいます。すると血液の流れが悪くなり、代謝が低下してしまうこともありますよ。冷たいものは楽しむ程度、程々に。温かい飲み物などと一緒に食べるなど工夫をするといいかもしれませんね。

腸を冷やす食べ物・飲み物

アイス・ジュース・ビール・夏野菜・梨や柿などのフルーツ・乳製品

これらは腸を冷やしやすいです。

腸を温める食事をとる

腸を温める食べ物も意識してとるようにしてみましょう。温める効果が期待できる食材や温かい食べ物や飲み物をベースに、ちょい足しできるスパイスやハーブなどを食事に取り入れてみましょう。和食を意識して食事をすると摂りやすいです。温まる食べ物を食べるなんてそんな簡単なこと、って思うかもしれませんが、即効的に効果も感じやすいのでぜひ!

腸を温める食べ物

生姜・ニンニク・唐辛子・納豆やキムチなどの発酵食品・ねぎやゴボウ、ジャガイモなどの根菜類・リーブオイル・スパイス

同じ時間に食事をとる

規則正しく食べることも、腸の冷えを改善・予防するサポートになります。私たちの腸は自律神経の働きにより、毎日同じリズムで働いています。そのため、毎日決まった時間に食べることで、腸の負担が抑えられるのです。朝食はほとんど摂らない、忙しいからと食事を抜く、お腹が空いてからと食事を後回し、このようにことはありませんか?食事のリズムが整っていないと、腸本来のリズムを乱し腸の働きを低下させることに繋がってしまいます。食事のリズムを整えることも意識してみましょう。

point

・朝食は必ずとる

・夕食は寝る3時間前までに済ませる

これらを意識して、規則正しく食事をとるようにしましょう腸が最も動く朝は、腸を温める最大のチャンスだからです。また、私たちの腸は、寝ている間に収縮運動を起こし胃腸内を掃除するホルモンが出ています。このホルモンは消化が終わらないと出ないため、夕食は寝る3時間前までに済ませたいのです。

まとめ

腸活で整える健康と美容について、「腸冷え」に注目してみました。腸の冷えは、夏の健康と美容の大きな原因になっている可能性があります。便秘が続く、疲れが取れない、なかなか痩せないとお悩みの方は、腸を冷やす食事を控え、腸を温める食事を意識してみましょう。同じ時間に食事をとることも大切です。腸活で夏から秋に向けて健やかな体へ整えていきましょう。

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