インナーケア

夏の疲れをバランス食事で整える!お疲れ症状別のおすすめメニュー

40代になると、夏の疲れが表に出やすくなってきますよね。そんな疲れを解消する方法、それは食事です!40代からは食事の力が大きなポイントになってきます。今回は、夏の疲れと食事の関係や症状別に夏の疲れをバランス食事で整えるおすすめメニューを紹介します。秋にその疲れを持ち越さないよう、バランス食事で美味しく整えていきましょう。

夏の疲れと食事の関係!40代の夏は食事が大事!

そもそも夏の疲れと食事はどのような関係があるのでしょうか。特に40代頃から意識した方がいいと言われている食事!なぜ食事に注目なのかみていきましょう。

夏のお疲れにはなぜ食事が大事なの?

私たちの体を作っているのは、「食事」と言っても過言ではありません。私たちがしっかりと食事を摂ることで、体の機能は正常に働いています。夏の疲れを解消するため、睡眠を十分にとったり、入浴や運動で代謝を上げようとしても、食事で栄養がとれていないと、体力不足で回復ができないのです。

特に40代は食事を意識した方がいいのはなぜ?

特に40代の方に疲れた夏こそ食事を意識してもらいたい理由は2つ!

・40代は体のターニングポイントだから

・ジャンクフードを抵抗なく受け入れている世代だから

まず、一般的に40代はホルモンのバランスが崩れやすくなってきます。基礎代謝も衰えはじめ、ストレスも感じやすい年代です。そのため、ただでさえ、不調が表に出やすい状態!そこに夏の疲れが重なると、秋に不調を引きずってしまいます。そんな世代のため、体の中からしっかりケアする必要があるため、日々の食事が大事になってくるのです。

また、40代は50代や60代の方達に比べ、ジャンクフードなどの高カロリーの欧米食が幼い頃からすでに生活の中に馴染んでいる世代です。そのため、年齢を重ねてから、若いころの暴飲暴食、糖分・塩分・脂肪分の摂り過ぎが影響してくることも・・・。ですがすでに手遅れなんてことはないため、今からでも食事のバランスを見直して整えていきましょう。

夏の疲れと闘う食事のポイント

夏の疲れと闘うための食事のポイントはこちら。

量より質!バランスが大事!

夏は体力が落ちているから、沢山食べないといけない、と思っていませんか。無理に食べる必要はありません。胃腸に負担をかけてしまう恐れがあります。ですが食べないのもいけないため、食事のバランスを意識してみてください。

・たんぱく質

・ビタミン

・ミネラル

を意識し、消化にいい食材を選んで食べるといいですよ。

食事は3食たべよう!

夏は食欲がなくなることも多いですよね。しかし、朝食を抜いたり、お菓子で済ませてしまったりしないようにしましょう。食事を抜くと消化機能が低下してしまい、便秘や下痢の症状を併発することがあるからです。ますます食欲が落ちやすくなるため、消化にいいものを選び3食たべることをおすすめします。

水分ばかりにならないように注意

夏は胃腸が疲れ、水分ばかりになってしまうこともあると思います。食事をとらず、水分が中心になってしまうと、これもまた消化力の低下を招いてしまいます。夏の疲れがさらに溜まってしまうことになるため、水分補給は大事ですが、食事をせず水分ばかりになってしまわないよう注意が必要です。

冷たいものに注意!夏こそ温かいもの!

夏は冷たいものを食べる機会が増えますよね。ですが冷たいものを多くとりすぎると、胃腸に負担をかけてしまいます。室内はエアコンで体も冷えやすいため、冷たいものは程々に、温かいものもメニューに取り入れるようにするといいですね。

香辛料を上手く使って食欲増進

食欲がどうしてもない・・・という方は、香辛料を上手く利用してみましょう。スパイシーな香辛料は食欲を掻き立てます。またネギやシソなどの香味野菜も食欲増進が期待できおすすめですよ。

夏の疲れに◎!今とりたい栄養は?

先ほど少しお伝えしましたが、夏の疲れには、以下の栄養素を意識して摂るといいですよ。

タンパク質

夏の疲れた身体の回復には、良質なタンパク質が必要です。タンパク質は、血液や筋肉など、体を作る基となる栄養素だからです。夏の疲れた胃腸の負担にならないよう、脂身の少ないものや、乳製品なら低脂肪や無脂肪の物を選ぶといいですよ。

ビタミンB1

疲労回復にはビタミンなんてよく言われますよね。私たちが身体を動かすために必要なエネルギー源となる糖質は、代謝させるためにビタミンB1の力が必要になります。しかもビタミンB1は汗をかくと不足するため、特に暑い夏は意識して摂ってあげるといいですよ。

ミネラル

ミネラルが不足すると、脱力感や筋力低下、食欲不振といった不調を引き起こします。ミネラルもビタミンB1同様、汗をかくと身体から排出されてしまうため、夏は特に意識して摂ることをおすすめします。

夏のお疲れ症状別!バランス食事メニュー

夏の疲れって一言で言っても、食欲がない、疲れがとれない、冷房で体が冷える、など症状は皆それぞれ違いますよね。そこで症状別におすすめのメニューをご紹介します。

食欲がない方におすすめバランス食事メニュー

☆ニンニクと生姜の野菜たっぷりスープ

【材料】(2人分)

牛肉        80〜100g

トマト中      1個

ほうれん草     1/4束

(野菜はお好みで好きなものを入れていただいてOKです)

水                      250ml

鶏がらスープのもと 小さじ1/2

塩         少々

ニンニク      チューブので1cmくらい

生姜        チューブので1cmくらい

ごま油       適量

◯作り方

①牛肉と野菜を食べやすい大きさにカット

②ニンニクと生姜を炒め、香りがたったら牛肉を入れます。

③水を入れ、沸騰させます。(アクも取りましょう)

④野菜を入れ、3分〜5分煮込みます。

⑤鶏がらスープのもとと塩で味付けしましょう。

⑥盛り付け後、ごま油をかけたら完成です。 

食欲のない夏も、ニンニクと生姜、ごま油がアクセントになって食欲を掻き立ててくれます。七味や鷹の爪など、辛味のあるものを使うとさらに食欲が増進しおすすめです。ですが、胃腸の調子がイマイチで食欲不振になっているなと感じる時は、胃腸の刺激にならないよう辛味は控えた方がいいかもしれませんね。

疲れがとれない方におすすめバランス食事メニュー

☆梅干し&とろろのお茶漬け

冷やご飯      1人分

長芋        30g

梅干し       1個

だじ汁       150cc

三つ葉       適量

ごま        お好みで

のり        お好みで

◯作り方

①まずだじ汁を作ります。しっかり出汁をとってもいいですが私は簡単に、だしの素1/2弱を150ccのお湯で割ります。

②長芋をすりおろしましょう。

③器に冷やご飯とすりおろした長芋とだし汁をかけます。

④さらに梅干しと三つ葉、ごま、のりをトッピングして完成です

長芋や梅干しが疲れた身体を癒します。さらっと食べれるので、暑い夏も食べやすいですよ。だし汁を冷やして食べるのも夏は美味しそうですね。

夏の冷え対策おすすめバランス食事メニュー

☆豚肉とトマトの生姜炒め

【材料】(2人分)

豚こま       100g

トマト       1個

ごま油       適量

塩胡椒       適量

薄力粉       大さじ1

●醤油        大さじ1

●みりん       大さじ1

●砂糖        小さじ1

●生姜        チューブので1cmくらい

◯作り方

①トマトをくし形にカットします。少し薄めにカットすると味も絡みやすく、食べやすいです。

②豚肉は塩こしょうを振り、全体に薄力粉をまぶして揉み込みましょう。

③●の調味料を混ぜ合わせていきます。

④フライパンにごま油をしき熱します。豚こまを炒めていきますよ。

⑤豚肉の色が変わったらトマトを加え炒め、●の調味料を加えて煮詰めたら完成です。

生姜の風味がいい夏のメインディッシュです。ビタミンB1が豊富な豚肉と生姜で、夏も元気にエアコンで冷えた身体を温めましょう。また、トマトはミネラルも豊富で、夏の重井線から身体を守ってくれる効果も期待できますよ。

まとめ

夏の疲れと食事の関係や症状別に夏の疲れをバランス食事で整えるおすすめメニューを紹介しました。40代の夏の疲れは、タンパク質・ビタミン・ミネラルを意識して、美味しくバランス食事で整えていきましょう。

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