体の不調が多い夏、肌もトラブルが気になりますよね。そんな夏の肌トラブルで多くの方がお悩みなのが毛穴の開き・・・。特に40代からはそんな毛穴の開き方も変わり、お手入れの方法に悩む方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、冷やして肌を整える方法として、暑い夏に冷んやり気持ちいい毛穴を撃退するケアをご紹介します。
夏は毛穴が開きやすいと思いませんか?

夏に毛穴が開き目立つのは、「インナードライ」が原因です。夏は乾燥するイメージがあまりないかもしれません。ですが表面はベタついていても、角層内部が乾燥していることが多いんです。汗・紫外線・エアコンこのような夏特有の条件が揃うことで、インナードライになります。すると、
・毛穴の奥にある皮脂腺からは皮脂がどんどん出され、皮脂腺の発達した毛穴は開きっぱなしの状態になる
・うるおいの足りていない細胞は未熟なため、古くなっても剥がれ落ちることができず、皮脂と混ざって角栓を作り毛穴を目立たせる
などのように毛穴が開き目立ってしまうのです。
夏の開いた毛穴は冷やして肌を整える

夏の開いた毛穴は、冷やして肌を整えることでケアしていきましょう。冷やすことによって
・化粧水の蒸発を防ぎうるおいを閉じ込める
・毛穴に角栓が詰まりにくくなる
・皮脂を過剰に分泌させない
・紫外線による毛穴への負担が減る
などの効果が期待でき、毛穴を目立ちにくくします。また肌を冷やすことで、血行がよくなり肌にハリがでたり、肌代謝を促す働きも期待できるのです。
夏の肌の整え方!効果的な冷やし方とは?

ただ単純に肌を冷やすだけでは、効果は期待できません。間違ったやり方をすると逆効果にもなるため、効果的に肌を冷やし整える方法をご紹介します。
①まずはクレンジと洗顔で肌をキレイにする
②蒸しタオルで一度毛穴を開く
③109スキンウォーター(ブースター)で次の化粧水や美容液の浸透力をあげる
④化粧水や美容液で肌に潤いをあたえる
⑤冷やしたタオルで肌を冷やす
⑥乳液で仕上げ
Point
・冷やす温度は25℃以下にしない
・冷やす前に化粧水や美容液で保湿する
・冷やした後に乳液などの油分で潤いが逃げないようにする
肌はあまりに冷たい温度で冷やしすぎないようにしましょう。人間の皮膚は、温度が25℃まで下がると、必要な酸素が不足してしまいます。そして15℃以下に下がると細胞組織が傷つきはじめるのです。そのため、冷やす時は、保冷剤や氷は使わず、冷たく濡らしたタオルなどを利用することをおすすめします。
また、冷やすケアで毛穴を引き締められるのは、一時的なものです。しかし、保湿ケアを手助けするという点においては大きな効果が期待できます。毛穴の収縮を利用し、しっかり肌を整えていくためには冷やすケア前後の保湿ケアがあってこそ!しっかり化粧水や美容液、乳液を使用していきましょう。
まとめ
冷やして肌を整える方法として、暑い夏に冷んやり気持ちいい毛穴を撃退するケアをご紹介しました。
・夏に毛穴が開き目立つのは、「インナードライ」が原因
・冷やすことで潤いを閉じ込め、角栓の詰まりや過剰な皮脂分泌、紫外線による毛穴への負担を予防することができる
・肌を冷やす時は、25℃以下にならないように注意する
・冷やすケアの前後は保湿ケアを必ずする
夏のケアの開きは冷んやり気持ち良く冷やして肌を整えましょう。しかし冷やしすぎには注意してくださいね。