年々負担が大きくなる夏バテと戦うためには、「自律神経」を整えましょう。特にホルモンバランスが崩れやすい40代以降は体の中からのアプローチが大事!そこで今回は、40代からの夏バテ解消、自律神経を整える入浴方法を紹介します。
40代の夏バテは自律神経を整えるのがポイント

40代の夏バテは、自律神経を整えることを意識しましょう!それは夏特有のだるさ(夏バテ)の原因が体温調節を行っている自律神経の機能が低下してしまうことも大きな要因だからです。暑い屋外とエアコンの効いた部屋を行き来することが多いですよね。そのため、体が温熱ストレスにさらされ自律神経が乱れてしまいます。
体温が低くなる
肌荒れなどが治りにくい
イライラしやすくなる
胃腸の調子が悪くなる
体がむくむ
眠れない、寝付けない
手足が冷えやすい
当てはまる方は夏に自律神経が乱れ、夏バテを起こし始めている可能性が高いです。
夏バテは入浴で自律神経を整えるのが効果的

そんな自律神経を整えるのに効果的なのが入浴です。
なぜ入浴がおすすめなの?
お風呂には、副交感神経を優位にし、疲労物質を排出することで、自律神経を整える効果が期待できます。暑い夏、ただ汗をかくだけでは疲労物質を排出できません。末梢血管を拡張させ、全身の血行を良くする必要があります。そのためにはお風呂に入るのが最も効果的なんですよ。
入浴の効果
・温熱による代謝アップ効果
湯船に浸かることで、私たちの体は新陳代謝が良くなり疲労が回復されます。体温を調節するために発汗が促されるからです。
・水圧によるマッサージ効果
湯船に浸かることで私たちの体には水圧がかかります。この水圧のマッサージ効果のおかげで下半身にたまりやすい血液が心臓に向かって押し上げられ、筋肉がほぐれ、血行やリンパの流れが良くなります。
・浮力によるリラックス効果
湯船に入ることで浮力を受け、下半身や体幹部の筋肉や関節の緊張を和らげます。そのためリラックス効果が期待できるのです。
このように心身共に疲労回復効果があり、リラックスできるため休まないといけないタイミングでしっかりと副交感神経が優位になり自律神経を整えられます。
暑い夏も入りやすい自律神経を整える入浴方法

夏バテ解消で自律神経を整えるために、入浴がいくらいいからと言って、暑い夏にお風呂は入りにくい・・・と感じることもありますよね。
そこでおすすめなのが「半身浴」です。
半身浴の効果
半身浴で下半身が温められ、血液が全身を巡ります。そのため足の疲れから全身の疲れまでとる効果が期待できるのです。しかも!半身浴は心臓や肺に負担をかけずにおこなえる入浴です。暑い夏でも入りやすく、しっかり体も休まるため、自律神経から夏バテ解消していけます。
夏の半身浴のやり方
・就寝より1時間以上前に入る
・37〜39℃のお湯
・湯船の深さはみぞおちあたり
・入浴時間は20分くらいまで
40℃以上のお湯は交感神経が刺激されてしまうため、体を休めることができません。体をしっかり休め、自律神経を整えるためには40℃以下のお湯で副交感神経を優位にしましょう。
まとめ
40代からの夏バテ解消、自律神経を整える入浴方法を紹介しました。
・特に40代以降にみられる夏バテの原因は、体温調節を行っている自律神経の機能が低下してしまうことが大きな要因
・40代の夏バテは副交感神経を優位にし、疲労物質を排出することで、自律神経を整える効果が期待できるお風呂がおすすめ
・暑い夏には、血液循環がよくなり、足の疲れから全身の疲れまでとれる半身浴が入りやすくでおすすめ
これから美容も健康も体の中からのアプローチがどんどん大事になってきます。40代の夏は、自律神経を整えることを意識して、生き生きとした健やかな毎日を手に入れましょう。