インナーケア

勘違いで悪化!?梅雨によくあるお悩み「ベタベタ肌」の落とし穴

梅雨のお肌のお悩みナンバーワンといえば肌のベタつきですよね。対策をされている方も多いと思います。しかし実は、ベタつきの原因や対策方法を勘違いしていて悪化させていた・・・という事も多いんです。そこで今回は梅雨によくあるお悩みの中でも「ベタベタ肌」に注目して詳しく紹介します。なかなか効果を発揮しないとお悩みの方、もしかするとそのケアが間違っているのかもしれません。一度見直してみましょう。

勘違い注意報!ベタ付きは肌がしっとりしているわけではない!?

梅雨は肌がベタつきますが、潤っているわけではないのですか?

そうです。梅雨はベタつきやすいですが潤いとは違います。湿気が多く、汗もかくため乾燥とは無縁と思われがちですが、実は肌の内部が乾燥していることもあるんですよ。

乾燥ですか!?どうして乾燥するんですか?

汗と一緒に肌の水分が蒸発したり、エアコンの使用、また梅雨はベタつきが気になるからと保湿ケアをされなかったりと、知らないうちに乾燥してしまっているのです。

でもどうして乾燥するのにベタつくのですか?

梅雨は上でお伝えしたように、肌の内部から乾燥が始まっています。すると肌を乾燥から守ろうと私たちの体は皮脂を過剰に分泌させてしまいます。そのため、ケアができていないと内側は乾燥、外側は皮脂が過剰に分泌されているという「インナードライ」の状態になってしまうのです。

梅雨のインナードライチェック

ではあなたも、梅雨のインナードライになっていないかチェックしてみましょう。

梅雨時期、普段は肌がベタつくのにこのようなことはありませんか?

✔︎ 目元や口元は乾燥しやすい

✔︎ TゾーンはベタつきやすいがUゾーンは乾燥しやすい

✔︎ 頬や鼻の毛穴が目立つ

✔︎ ニキビや吹き出物ができやすい

✔︎ 肌のゴワツキが気になる

✔︎ 洗顔後肌が突っ張る感じがする

1つ当てはまるとインナードライの可能性が、3つ以上当てはまるようなら可能性は大きいです。

勘違い注意報!その梅雨の皮脂対策 間違っていない?

梅雨シーズンに肌がベタつくと皮脂対策をしている方は多いです。しかし実はベタつきの原因が乾燥で効果を発揮していなかった、ということもあります。そんな勘違い皮脂対策と梅雨の肌ケアについてみていきましょう。

Q.ベタつきが気になって何度も洗顔してしまいます。

A.気になると思いますが、何度も洗うのはNGです。洗顔は朝・晩の2回にとどめましょう。洗いすぎると余計に皮脂が分泌されベタついてしまいます。

Q.梅雨はニキビが気になります。ニキビ用の洗顔で洗ってもなかなか満足できません。

A.ニキビ用の洗顔料を使うことは問題ないと思いますが、同時に保湿ケアをしっかりおこないましょう。保湿がされていないと皮脂の分泌はおさまらないため、せっかくニキビ用の洗顔料を使っても満足のいく効果を感じられないことがあります。

Q.ベタつきに加え肌のゴワつきも気になるのでスクラブ入りの洗顔を使っているのですが、使った後は肌が突っ張る気がします。

A.使った後、肌が突っ張ると感じる時はなるべく控えた方がいいかもしれません。より乾燥させてしまいます。スクラブケアは、保湿ケアをしっかりして肌を立て直したのちにおこなうといいかもしれませんね。

Q.梅雨はベタつきが気になって、あぶらとり紙が手放せません。これってダメですか?

A.あぶらとり紙の使いすぎにも注意しましょう。あぶらとり紙などで何度も皮脂を取ると逆に過剰な皮脂分泌を招いてしまい、さらなるベタつきと乾燥の元になるからです。気になる時は軽くティッシュなどで抑えるくらいにしましょう。

Q.梅雨の時期、保湿の際に乳液やクリームを使わないのはいけませんか?

A.乳液やクリームも使ってください。化粧水だけではすぐに水分が蒸発してしまいます。乳液やクリームなどで油分を与え、水分を逃さないようにする必要がありますよ。

Q.過剰な皮脂分泌を抑えるにはどのようなスキンケア化粧品を使えばいいですか?

A.ビタミンC配合の化粧品や収れん化粧水がおすすめです。ビタミンCには過剰な皮脂を抑える効果があり、収れん化粧水は毛穴を引き締めてくれます。

まとめ

梅雨によくあるお悩みの中でも「ベタベタ肌」に注目してご紹介しました。梅雨は肌がベタつくからと皮脂対策をしていてもなかなか効果を感じられないと思っている方、もしかすると肌の内側が乾燥しているのかもしれません。梅雨でベタつく時こそ、保湿ケアをしっかりして皮脂分泌をコントロールしましょう。

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