インナーケア

40代からの乾燥対策に適した「水分補給」の仕方を一問一答で解説!

乾燥対策のためには、内側からの水分補給も大事!とよく言われますがそんな水分補給、実は奥が深い!ただ水を飲んでればいいというわけではないんです。そこで今回は、乾燥対策のための水分補給の仕方について、わかりやすく一問一答でお答えします。水分補給は手軽にできる乾燥対策なので、効果的に飲む方法をマスターして潤い肌を手に入れましょう。

Q1.肌の乾燥にも水分補給は効果がありますか?

肌の乾燥は紫外線や空気の乾燥が原因と思われがちですが、体内の水分不足も関係があります。適度に水分を摂ることで、肌の深部にある真皮層の保水力を保つことができ、適度な発汗も促すことができるため、肌のバリア機能を整えられるのです。肌の乾燥は、このバリア機能が極めて低い状態のことが多いです。そのため、内側からの水分補給も大事なポイントになりますよ。

Q2.1日2L〜2.5Lってよく聞きますが、そんなに飲む自信がありません。

水分摂取量は体重1㎏あたり35〜40mlを目安にしましょう。例えば体重50kgの方は以下のようになります。

40ml×50㎏=2.0L

私たちは水分を飲むだけでなく、食事からも摂取しています。食事からはだいたい600〜700mlくらい摂っているといわれているため、残りを水を飲んで補ってください。2Lっと言われるとそんなに・・・と感じますが、これくらいなら1日かければ飲めそうですよね。また、一度に飲む必要もありません。何回かに分けて飲んでくださいね。

Q3.水分を摂るタイミングはいつでもいいですか?

水分は一度に飲まず、小分けにして飲みましょう。こまめに水分を補給することで、体内の水分が維持しやすくなるからです。このタイミングで飲まなくてはいけないという決まりはありませんが、以下のタイミングがおすすめですよ。

  • 起床後
  • 入浴の前後
  • スポーツの前中後
  • 汗をかいた後
  • 就寝前

特に就寝前は、寝ている間の発汗不足で肌が乾燥してしまうのを防げるため、飲むのをおすすめします。また暑い日や運動後は積極的に飲んでくださいね。

Q4.水は冷たいものより温かい方がいいのでしょうか?

はい。冷水よりも温かいものか常温の水がおすすめになります。胃腸への負担を軽くすることができるからです。温かい白湯を飲むことは、血流が良くなり腸の働きを活発化させる作用も期待できます。新陳代謝を上げ、デトックス効果も期待できるため、肌のためには温かいものがおすすめですよ。どうしても冷たい水がいいという場合は、体が冷えないよう少しずつ飲むよう気を付けてくださいね。

Q5.水分補給は水じゃないとダメですか?

水分補給はできるだけ水でおこないましょう。お茶はカフェインが入っていないものでしたら、大丈夫です。カフェインには利尿作用があるため、水分が出ていってしまいます。ビタミンやミネラルを失いやすいので控えた方がいいですよ。また、あまりないかと思いますが、お酒も脱水をおこしてしまうので水分補給にはなりませんよ。

Q6.水の種類は何でもいいですか?おすすめはありますか?

いいところに気が付きましたね!水には様々な種類があります。それぞれの特徴を知って、自分に合うものを選びましょう。

これから意識的に水分補給を始める方はまず、軟水から始めるとやりやすいかもしれませんね。便秘が気になる方は硬水、腹持ちさせたい方は炭酸水などを取り入れるのもいいでしょう。また、白湯を作る時は、水道水で作るよりもミネラルウォータを使って作るとクセがなく飲みやすくなるのでおすすめですよ。

軟水体内への負担が少なく、口当たりがまろやかで飲みやすいです。
硬水ネラルが豊富に含まれており、便秘の解消が期待できます。
人によっては少し苦味を感じることもあります。
炭酸水二酸化炭素が含まれているシュワシュワとしたお水です。
血行促進作用や代謝をアップする作用などが期待されます。

Q7.乾燥のためと思って水分を摂るとむくんでしまいます・・・。何か間違っているのでしょうか?

水分は一度に多く飲んだとしても、吸収しきれなかったぶんは自然に排出されるはずです。しかし体調が良くなかったり、塩分が多いものを多く食べた時、腎臓の機能が低下している時は水分を上手く排出できない事があります。そのため、むくんでしまう事があるのです。

Q8.水分補給は乾燥以外にも何か効果はありますか?

水分をしっかりとっていることは、

  • 便秘の解消
  • ダイエット効果

なども期待できますよ。便秘は肌荒れなどのトラブルを引き起こす原因です。水分をしっかりとってデトックスしましょう。水分補給は、乾燥はもちろん体の中からキレイになれる美容法なのです。

まとめ

乾燥対策のための水分補給の方法を紹介しました。40代からの乾燥対策は外からのケアと合わせ、特に内側からのケアがカギになってきます。キレイのための水分補給、飲み方のコツを意識して潤い肌を目指しましょう。

Mion(マイオン)をもっと知りたい。