冬の時期は特に、肌が乾燥すると水分を逃さないよう、角質が厚くなってしまいがちです。そのせいで肌がカサカサ、艶がないとお悩みの大人女子が急増中!そこで試して欲しいのが「角質ケア」です。今回は大人女子の冬のボディーケアにおすすめの、「角質ケア」について紹介します。冬の乾燥時期に角質ケアって大丈夫?どのようにケアすればいいの?とお悩みの方、ぜひ参考にしてください。
艶肌になりたい大人女子向け「角質ケア」とは?

まずは角質ケアとは?というケアの基本について紹介します。
今更聞けないそもそも角質ってなに?
角質とは肌の表面の細胞です。0.01〜0.03ミリくらいしかない、とても薄い膜のような細胞なんですよ。角質は水分を蓄え、乾燥や刺激から皮膚を守る役割があります。
そしてこの角質は、1ヶ月くらいかけて生まれ変わります。新しい細胞が下から上へと押し上げ、古い細胞は剥がれ落ちるのです。ターンオーバーという言葉をよく耳にすると思いますが、このサイクルがまさにターンオーバーなのです。
大人女子は角質がたまりやすい!?
実は今お話しした角質は、年齢を重ねれば重ねるほど溜まりやすいのです。30代から40代をすぎた頃、角質が溜まりやすく艶がなくなってきた・・・と感じる方が増えてきます。それは、年齢を重ねると肌のターンオーバーの周期が長くなるからです。ターンオーバーが正常におこなわれる20代の頃と比べ、角質によるトラブルに注意が必要になってきます。
なぜ艶肌には角質ケアがおすすめ?
では、なぜ艶肌になりたい方におすすめなのか、角質によるトラブルと共にみていきましょう。
- 角質によるトラブル
- 肌がごわついて艶がなくなる
- 肌がカサカサしやすい
- スキンケアが浸透しにくくなる
- 乾燥が悪化する
- シミが目立つ
- 毛穴トラブルが目立つ
- ニキビができやすくなる、悪化する
- 化粧くずれやすくなる
このようなトラブルが増えた、と感じる時は角質がたまっている可能性があります。特に冬は肌が乾燥し、水分を逃さないよう角質が厚くなりがち・・・そのせいで、肌がゴワつき艶が無くなったりカサカサしやすくなるのです。また、スキンケアも浸透していかないため、ケアの効果が十分に発揮されないなど、もったいないことにもなっています。
冬の角質ケアの注意点は?

乾燥している冬こそ、角質を放置してはいけません。しかし、心配もありますよね。冬の角質ケアの注意点をみていきましょう。
- 刺激の強い角質ケアアイテム
- おこなう頻度
- 強い摩擦
- 保湿は必ずセット
冬の時期は確かに角質ケアをするメリットがありますが、肌が敏感な時期です。冬の角質ケアは肌がダメージを受けないよう、「刺激」に注意して角質ケアをしましょう。そのためには、使用するアイテムや頻度、使い方に注意をし、保湿ケアを必ずすることが重要なのです。特に40代以降は冬の乾燥環境に加え、女性ホルモンのバランスに変化があり肌質が大きく変化します。大人女子こそ、角質ケアが必要ですがケアに注意も必要なのです。
※乾燥が酷く肌の状態が思わしくない時は、ケアは控え皮膚科医に相談しましょう
以下で、大人女子向け冬の角質ケアについて紹介していくので、ぜひ参考にしてください。
冬の大人女子の角質ケアを紹介

ここでは冬の乾燥しやすい肌、そして40代以降の大人の肌に使いやすい角質ケアについて紹介していきます。では、冬の角質ケアについて詳しくみていきましょう。
角質ケアアイテムの選び方
角質ケアアイテムには、オイルパックや酵素、ピーリング、スクラブなど様々な種類があり、またその成分も様々です。乾燥しやすい大人肌に使いやすい角質ケアアイテムは、以下のポイントを押さえ選びましょう。
- 低刺激なAHA(フルーツ酸)
- シュガースクラブ
- 保湿成分配合のもの
- 無添加のもの
低刺激なAHA(フルーツ酸)
酸による角質ケアに使われている成分は、主にAHA(フルーツ酸)とサリチル酸の2つがあります。AHA(フルーツ酸)はサリチル酸よりも低刺激なものが多いので、乾燥しやすい時期も比較的使いやすいのです。そんなAHA(フルーツ酸)も種類があり、刺激の強さが異なります。
- 乳酸・・・比較的低刺激なため、乾燥肌の方でも使いやすい
- リンゴ酸・・・こちらも刺激が弱めの酸なので、敏感肌の方でも使いやすい
- グリコール酸・・・角質除去の効果が高いですが、AHA(フルーツ酸)の中でも刺激は強め
このようにAHA(フルーツ酸)の中にも種類があります。中でも乳酸やリンゴ酸を使った角質ケアアイテムは、刺激が弱めなので冬の乾燥時期や大人肌にも使いやすくおすすめですよ。
シュガースクラブ
角質ケアと言われ、多くの方がイメージするのがスクラブではないでしょうか。そんなスクラブも、シュガー、ソルト、クレイ、重曹、ゴマージュなど様々な種類があります。その中でおすすめなのが、「シュガースクラブ」です。
その名の通り、砂糖のスクラブです。砂糖は粒子が小さく、水分を含む性質があります。そのため、ほかのスクラブに比べて保湿性が高く、肌に負担がかかりにくいのが特徴になります。
保湿成分配合のもの
保湿力のある角質ケアアイテムを選びましょう。
- ヒアルロン酸
- セラミド
- コラーゲン
これらの成分は、保湿成分の中でも代表的なものです。これらが配合された拭き取りする化粧水タイプの角質ケアアイテムなど、使いやすくておすすめです。角質ケア後はどうしても乾燥しやすくなります。特に冬の乾燥時期にケアするとなると、より心配ですよね。しかし、角質がたまる原因の一つは乾燥でもあります。保湿成分が配合された角質ケアアイテムで、肌を守りながら角質ケアをしましょう。
無添加のもの
乾燥しやすい肌や敏感な大人肌には、無添加の角質ケアアイテムを選ぶことをおすすめします。合成着色料やアルコールなど、添加物は肌への刺激になりやすいからです。冬は他の時期よりも、トラブルがおきやすいシーズンです。負担になりやすいものが配合されているアイテムは、避けた方が無難ですよ。
角質ケアの頻度は?
角質ケアは週に1回を目安に、肌の状態を見ながら、おこなう頻度を調整していきましょう。乾燥が酷い場合など肌の状態が思わしくない時は、10日から2週間あいだをあけるようにしてください。
また、全身おこなうのではなく、角質ケアをおこなう部分を、気になる部分のみに限定しておこなうのもいいかもしれませんね。
角質ケアは必ず保湿ケアとセット
保湿成分が配合された角質ケアアイテムを使ったとしても、角質ケアの後はどうしても乾燥を避けられません。角質ケアの後は、必ず保湿ケアをしましょう。化粧水や乳液などいつもの保湿ケアでかまいません。浸透もよくなっているので、美容成分が浸透しやすく、一石二鳥ですね。
特に、109スキンウォーターを使うのがおすすめ!109スキンウォーターは浸透力が高く、防腐剤や着色料など肌に負担となる成分が使われていないからです。乾燥の時期にも、大人の弱った肌にも、角質ケア後の乾燥肌にも、安心して効果的に保湿ができますよ。
まとめ
大人女子の冬のボディーケアにおすすめの、「角質ケア」について紹介しました。
- 冬は肌が乾燥し、水分を逃さないよう角質が厚くなりがちのため、肌がゴワつき艶が無くなりやすい
- 冬の角質ケアは肌がダメージを受けないよう、「刺激」に注意して角質ケアするのがポイント
- 角質ケアは肌の状態を見ながら、1週間を目安に必ず保湿とセットでおこなう
冬は乾燥が心配だし、服で見えないからいいや・・と放置してしまいがちです。しかしケアしていないとカサカサ、ゴワゴワの肌になってしまいます。艶肌になりたい方こそ、使うアイテムややり方に注意しておこなえば、角質ケアは大きな味方になりますよ。