これからの季節、体が冷える…とお悩みの方、特に女性の方は多いのではないでしょうか。冬だから当たり前、と思っていませんか?実は体が冷える原因は様々あり、中でも現代人の冷えは「ストレス」からくるものが多いのです。そこで今回は、冷えとストレスに注目して対策を紹介します。特にこれから冬に向けて、冷えはとても辛いところ、冬の冷え対策を始めましょう。
体が冷える原因とは?

体が冷えるのは冬だから仕方がない、と思われがちですが、実は原因は様々あるのです。まずはなぜ体は冷えてしまうのか、特に女性はなぜ冷えやすいのかその理由をみていきましょう。
体が冷える原因
体が冷える主な原因はこちらです。
- 運動不足
- 食生活の乱れ
- 喫煙
- 便秘
- 貧血
- 月経
- ホルモンの乱れ
- 自律神経の乱れ
体の冷えは、外気によって冷やされるだけではありません。このように、生活習慣や体の内側からの原因がとても多いのです。冷えと血流は大きな関係があります。そのため、運動や食事、月経や貧血など血流が悪くなることで、体の冷えが気になるようになるのです。
女性は男性よりも冷えやすい
女性の方が冷えやすいことは、多くの方がご存知かと思います。女性の方が冷えやすい原因はこちらです。
- 筋肉量が少ない
- 脂肪が多い
- 月経がある
- ダイエットをしている人が多い
- タイトな服装や下着を付ける事がある
女性は男性よりも、筋肉量が少なく脂肪が多いです。そのためどうしても、熱を作る力も熱を体に配る力も弱いのです。また脂肪は温まりにくい性質を持っているため、女性はもともと冷えやすい体質をしています。他にも血流が滞りやすくなる、月経や貧血があったり、体を締め付けるタイトな服装をするのも原因です。
現代人に多い「ストレス」による冷えに注目

また、様々あるストレスの原因の中でも今回注目したいのが、「ストレス」による冷えです。年々、増え続けるストレスによる冷えに焦点を当てて、みていきましょう。
現代女性に増えているストレス冷え
最近、特に女性に増えているのがストレスによる冷えです。以前と比べ働く人が増えており、またお子さんがいる方は子どもを挟んでの人間関係が広がっています。そのため様々な外的環境に触れる事が増え、ストレスを感じやすい状態になっているのです。もともと冷えやすい女性の体がさらに冷えやすくなり、悩んでいる方が増えていますよ。
ストレスでなぜ体が冷えるの?
ストレスを感じると私たちの体は、緊張状態になります。体が緊張している状態が続くことで、血流が悪くなってしまうため、冷えやすい体質になってしまうのです。また、ストレスは自立神経のバランスをみ出します。ストレスで交感神経ばかりが優位な状態が続くと、血液がドロドロになりやすく、筋肉も硬直するため、血流が悪くなり冷えてしまうこともあるのです。
ストレスによる冷えの特徴
もしかすると、以下のような特徴がある時は、ストレスが冷えの原因になっている可能性があります。確認してみましょう。
- 手のひらや足先など部分的に汗をかきやすい
- リラックスすると冷えが緩和される
- イライラしたり眠れないことが続いている
ストレスによる冷えは、生活習慣などが原因でおこる冷えと違い、気付きにくいことが多いです。ストレスによる冷えを悪化させないためには、早めに対策をうつようにしましょう。
ストレスによる冷えを改善する方法

ストレスによる体の冷えを解消するポイントは、「体の内側から温める」ことです。食事を中心に、内側から体を温めていきましょう。では、ストレスによる冷えを改善する方法を詳しく解説します。
冬は旬の食材を食べる
食材には体を温めるものと、冷やすものがあるのをご存知ですか。冬に旬を迎える食材は、体を温める作用が期待できます。特におすすめなのがこちらです。
- 大根
- かぶ
- かぼちゃ
- じゃがいも
これらには、血行を良くするビタミンEが豊富に含まれているため、積極的にとることをおすすめします。
スパイスを取り入れる
スパイスも体を内側から温めてくれる、強い味方です。体を温めるために、おすすめのスパイスはこちら。
- 唐辛子
- 生姜
- ニンニク
- シナモン
- ターメリック
料理にも取り入れやすく、体を温める効果が期待できるスパイスです。料理のアクセントにいかがでしょうか。
朝食をしっかりとる
朝食を抜いてしまうと、エネルギー不足となり代謝が落ちてしまいす。特に寝起きの体温は低いため、朝は温かい食事をとるといいですよ。栄養を余すことなくとれ、体が温まるためスープなどおすすめです。
朝食前に白湯を飲む
白湯を1日1杯、飲むのもおすすめです。白湯を飲むことで、内臓から体を温められるため代謝が上がるからです。腸の動きも活発になるため冷えの原因の一つ、便秘の解消にも繋がります。
適度にカフェインをとる
カフェインは適度に摂れば、血行を促進する働きが期待できます。しかし、カフェインには利尿作用もあるため、摂りすぎると体内の水分が減り体温が下がりやすいため注意は必要です。体を温める作用のあるスパイスのシナモンと合わせたり、1日に1〜2杯と適量を守るなどして、上手く付き合いましょう。
まとめ
冷えとストレスに注目しながら冷え対策を紹介しました。
- ストレスによって体が緊張状態になりやすく、自律神経が乱れることがあるため、血流が悪くなり冷えがおこる
- ストレスによる体の冷えを解消するポイントは、「体の内側から温める」こと
現代人はストレスによる冷えが増えています。ストレス冷えは内側からの温めるのが効果的なので、体を温める食事を意識して改善へ導きましょう。