ヘアカラーはできればサロンでおこなう方がダメージを最小限に抑えられます。しかし、サロン へどうしても行けないけど、染めないといけない時ってありますよね。そこで今回は、ホームカラーで受ける頭皮や髪のダメージをフォローする、アフターケアについてまとめました。ホームカラーと上手く付き合いたい方、ぜひ参考にしてください。
ホームカラー後のヘアケアのポイント

頭皮や髪へのダメージを軽減させる、カラー後のヘアケアのポイントをみていきましょう。
- 髪や頭皮を弱酸性に戻す
- 摩擦を与えないようにする
カラーでアルカリ性になっている頭皮や髪を「本来の弱酸性に戻す」ことが大事です。私たちの髪は、アルカリ性になると膨らむ性質があります。これを利用したのがヘアカラーなんです。ヘアカラーはアルカリ成分により、キューティクルに隙間を作りカラー成分を髪内部に浸透させているのです。アルカリ性のままにしていると、キューティクルは浮き上がり剥がれてしまうため、特にカラー直後のケアは重要になってきます。また、ヘアカラー後の髪はとても敏感な状態です。摩擦に弱い状態になっているため、極力擦らないよう注意しましょう。
ホームカラー後のアフターケア

ホームカラーによるダメージを軽減させる、アフターケアを紹介していきます。
まず「すすぎ」はしっかり
薬剤をしっかり落とすため、しっかりすすぐことが大事です。まず、シャンプー前に、ぬるま湯でしっかりすすいでください。すすいだお湯から、カラーの色が消えるまですすぎましょう。すすぎが甘いと、次におこなうトリートメントの効果も半減してしまいます。シャンプーも2回くらいはおこない、特にすすぎの部分はしっかりおこなってくださいね。
ヘアカラー用のアイテムを使う
頭皮や髪が弱酸性の状態に戻るまで、数日はかかります。そのため、シャンプーやトリートメントは、ヘアカラー後の使用に特化したものがおすすめ!ヘアカラー用のシャンプーやトリートメントは、以下のようなヘアカラーをした髪に必要な効果が期待できるからです。
- 汚れを落とす際に髪をできるだけ傷めない
- 傷んだ部分に作用し、ダメージから守る
- 色落ちを抑える
洗い流さないトリートメントを使う
ヘアカラーをした髪には、洗い流さないトリートメントが適しています。キューティクルは摩擦に弱く、そのキューティクルにアプローチできるのが洗い流さないタイプのトリートメントだからです。メリットや特徴はこちら
- キューティクルが浮かないようにコートする
- 髪を摩擦から守る
- 傷みの気になる部分を集中的にケア
- 髪にじっくり作用する
洗い流さないトリートメントは、キューティクルをコートし摩擦などから髪を守ります。また洗い流さないため、髪にじっくり浸透していくのも嬉しいポイントですね。
できたらサロンでアフターケアがおすすめ
できれば、アフターケアだけでもサロンでおこなえるといいですよ。おすすめな理由やどんなケアをしてもらえばいいか、参考にしてください。
サロンでアフターケアがおすすめなわけ
- 見えにくい頭皮や髪の状態を適切に把握してもらえる
- プロによる技術力のあるケアがうけられる
セルフのシャンプーのみではどうしても、カラーによって残ったアルカリ成分を落とし切ることが難しいです。また付属品や市販のトリートメントでは、開いて傷んだキューティクルのフォローに限界があります。サロンでアフターケアをしてもらえば、髪の状態をしっかり見ながらプロによる適切なケアがうけられますよ。
どんなアフターケアがおすすめ?
サロンで以下のヘアケアを検討してみてはいかがでしょう。
- トリートメント
- 炭酸泉ヘッドスパ
キューティクルをしっかり保護してくれるトリートメントや、アルカリ成分を洗い流す炭酸泉ヘッドスパなどがおすすめです。髪や頭皮の状態を見てもらい、どんなケアが必要かサロンで相談してみましょう。
まとめ
ホームカラーで受ける頭皮や髪のダメージをフォローする、アフターケアについて紹介しました。
- カラー後のケアは、弱酸性に戻すことや摩擦を与えないことを意識する
- アフターケアは、すすぎをしっかりおこない、ヘアカラー用のアイテムや洗い流さないトリートメントを使うといい
- アフターケアだけでも、サロンでトリートメントや炭酸泉ヘッドスパをおこなうといい
できればサロンカラーがおすすめですが、自分でおこなわないといけない時もあると思います。そんな時は、上手く付き合えるよう、できることからアフターケアをしていきましょう。