ホームカラーは髪へのダメージが心配なイメージがありますよね。もちろん髪もですが、実は頭皮へのダメージの方が深刻なんです。頭皮へのダメージは、生えてくる髪にも大きな影響を与えます。そこで今回は、ホームカラーで受ける頭皮ダメージを軽減するコツを紹介します。ホームカラーによる頭皮への刺激が心配な方は、参考にしてください。
ホームカラーで頭皮が大ダメージ?

ホームカラーは髪へのダメージもですが、本当に心配なのは頭皮へのダメージです。まずはカラーと頭皮ダメージについてみていきましょう。
カラーで頭皮がヒリヒリするのはなぜ?
ホームカラーをした際、頭皮がヒリヒリして辛かった…乾燥したように突っ張る…という経験はありませんか。頭皮がヒリヒリしたり乾燥しやすくなる主な原因はこちらです。
- 頭皮に傷やかぶれがある
- シャンプーで皮脂が洗い流されてる
- 生理周期やホルモンバランスにより頭皮が弱ってる
カラー剤はとても刺激があるものです。そのため、頭皮に傷やかぶれなどがあると、痛みを感じたり、状態を悪化させてしまうことがあります。また、シャンプー後は頭皮の皮脂が洗い流され敏感になっているため、しみやすい状態になっているのです。
ホームカラーは頭皮ダメージを受けやすい?
サロンカラーもヒリヒリする事がたまにあるかもしれませんが、それ以上にホームカラーは頭皮に痛みを感じやすいです。そのわけはこちら。
- 頭皮の状態を確認できないまま染めるから
- 頭皮にベタっと薬剤を付けてしまいがち
自分で自分の頭皮を見ることはできません。そのため頭皮の状態を把握できないまま、傷やかぶれに気付かずカラーをすすめてしまう事が多いです。また見えない部分を慣れない手つきで染めると、どうしても薬剤をベタっと付着させてしまいがちです。
カラーで頭皮にダメージをうけるとどうなるの?
頭皮にカラー剤が付着すると頭皮の毛穴をふさいでしまうため、細菌や汚れがたまりやすく、頭皮の状態を悪化させます。またそれだけでなく、髪が生える土台となる頭皮がダメージを受けることで、健康な髪が生えてこなくなってしまうのです。毛穴を塞がれた頭皮は血行が悪くなり、新たな白髪を産みやすい頭皮環境になるだけでなく、髪がボロボロになってしまったり、酷い抜け毛など、様々なトラブルに悩まされるようになってしまいます。
ホームカラーによる頭皮ダメージを軽減するには?

気を付けていてもホームカラーをすると、大なり小なり頭皮にダメージを与えます。ホームカラーで少しでも頭皮にダメージを与えないよう、事前にできる事やダメージを受けた頭皮をケアする方法を紹介します。
頭皮のためにホームカラー前にできること
ホームカラーをする前に、まずは頭皮を守るためにできることをしていきましょう。
- 生理前や季節の変わり目はカラーをしない
- パッチテストを必ずおこなう
- シャンプーは前日に
生理前や季節の変わり目はカラーをしない
生理前はホルモンのバランスが不安定で、肌にその不調が現れやすいです。また季節の変わり目に肌の調子が悪くなりやすいのと同じように、頭皮も弱っています。このように頭皮が敏感になっている時は、いつも大丈夫なことでもトラブルになる可能性が高いため、できればカラーは控えた方が安心です。
パッチテストを必ずおこなう
カラーをする前に、パッチテストをおこないましょう。パッチテストはアレルギー反応を起こさないか、確認するために必要なことです。環境や生活習慣によって、体質は変わることがあります。突発的にアレルギーを発症することもあるため、今まで何度もカラーしているから大丈夫、と思わず事前にパッチテストをしっかりおこなうことをおすすめします。
シャンプーは前日に
シャンプーはできれば、前日に済ませておきましょう。カラー直前にシャンプーをすると、頭皮への刺激がダイレクトに伝わります。頭皮の皮脂がしっかり洗い流された状態になっているため、しみて痛みを感じやすくなるからです。
カラー後の頭皮ダメージケア
頭皮にカラー剤が付着してしまった時や、カラー後頭皮ダメージを軽減させたい時の対処法をみていきましょう。
- 頭皮にカラー剤が付着したら早めに洗い流す
- カラー後は頭皮を保湿する
- サロンで炭酸泉ヘッドスパだけでもする
頭皮にカラー剤が付着したら早めに洗い流す
ホームカラーはカラー完了後、馴染ませるためにシャンプーを一定時間控えるよう、パッケージに記載されているものが多いです。しかし、頭皮にカラー剤がべったりと付着してしまった場合は、早めに洗い流すようにしましょう。洗う時は、ゴシゴシ擦らないよう、優しく洗ってくださいね。洗浄力もマイルドなシャンプーを使うようにした方がいいです。
カラー後は頭皮を保湿する
カラー後は頭皮の保湿も意識してください。カラーをした後の頭皮は、乾燥状態で敏感になっているからです。乾燥をそのままにしておくと、頭皮や髪のトラブルが多発しやすくなるため、保湿ケアはとても重要ですよ。頭皮用の化粧水や植物性のオイルなど使ってみてはいかがでしょうか。
また、そんな中でもおすすめなのが、109スキンウォーターです。原料が飲料水レベルの安全性を誇る水のため、肌に負担となる成分を一切使っていません。そのためカラー後の敏感な頭皮にも安心して使えます。また浸透力にも優れているため、カラー後の乾燥頭皮にグングン水分を与えてくれますよ。
サロンで炭酸泉ヘッドスパだけでもする
カラー後のダメージの大きな原因は、カラー剤に含まれるアルカリ剤です。その残留アルカリを落とす必要があります。しかし自宅でおこなうシャンプーのみでは、なかなか落としきることが難しいです。そのため、サロンで炭酸泉ヘッドスパだけでも、おこなうことをおすすめします。頭皮や髪のフォローができるのはもちろん、カラーのもちも良くなるため、おすすめですよ。
できたらやっぱりサロンカラーがおすすめ

自分の好きなタイミングで染められる、外出しなくていい、安く染められるなど、ホームカラーにもメリットがあります。しかし、ダメージのフォローが十分にできない面も、正直あります。そのため、ダメージの軽減を考えると、時間やお金はかかりますが、サロンカラーの方がおすすめです。
ホームカラー
【メリット】
- 自分の都合で染めれる
- 外出しなくていい
- 安く染められる
【デメリット】
- ダメージのフォローが十分にできない
- ムラになりやすい
サロンカラー
【メリット】
- 仕上がりがキレイ
- ダメージを最小限に抑えられる
- アフターケアができる
【デメリット】
- ホームカラーよりも価格が高い
- 時間がかかる
- サロンに行かないといけない
ホームカラーもサロンカラーもそれぞれに、メリット・デメリットがあるので、頭皮や髪の状態と相談しながら自分に合う方を選んでくださいね。
まとめ
ホームカラーで受ける頭皮ダメージを軽減する方法を紹介しました。
- ホームカラーは、頭皮の状態を確認できない状態で染めるうえ、頭皮に薬剤が付着しやすいため、ダメージが大きい
- カラーによる頭皮トラブルをおこさないため、パッチテストをおこなったり、前日までにシャンプーを済ませる
- カラーによる頭皮ダメージを軽減させるため、カラー後は頭皮を保湿したり、炭酸泉ヘッドスパ をおこなうといい
ホームカラーをするなら、同時に頭皮ケアも意識する必要があります。頭皮のダメージは様々なトラブルの引がねとなるため、しっかりケアしていきましょう。