エイジングケア

40代からは要注意!髪がパサつく・艶がない方がやりがち10のNG行動

髪のパサつきが気になる・・・艶のある髪が欲しい!このようなお悩みはありませんか。年齢を重ねると、ケアしているはずなのに何で?と感じることが増えるのではないでしょうか。そこで、今回はつい無意識にやってしまいがちな、髪へのNG行為を紹介します。気ずかないうちに間違ったお手入れをして、髪をパサつかせているかもしれませんよ。一度チェックしてみましょう。

①頻繁にシャンプーを変える

ヘアケアに効果を感じられないからと、頻繁にシャンプーを変えていませんか。確かに自分に合うシャンプーを見つけるために、いろいろ試すことは必要です。しかし、シャンプーをはじめ、ケア用品はある程度の期間使用してみないと、本当に効果があるかないかはわかりません。一言でシャンプーと言っても、種類は思っている以上に様々で、洗浄力やアプローチできる効果も違うからです。

自分に合うシャンプーがわからないという方は、美容院で相談してみませんか。髪のプロに髪と頭皮の状態をみてもらい、まずは必要なケアを知ることが大事です。髪や頭皮の現状を知り、パサつく原因をみつけて、合うシャンプーを探していきましょう。

②シャンプーの使い方が間違っている

どんなに良いシャンプーを使っても、使い方が間違っていると十分に効果を発揮できません。むしろ逆効果になってしまうことも・・・。シャンプーを大量に手に取って、そのまま頭皮にベタっと付着させたり、頭皮ではなく髪に使うのはNGです。また髪でシャンプーを泡立てるのは、さらにNGな行為ですよ。

シャンプーは以下の使い方をしましょう。

  • が短い方は1〜2プッシュ、長い方は2〜3プッシュが目安
  • 泡立ててから使う
  • シャンプーは頭皮を洗う

シャンプーには適量があります。多く使ったからと汚れが落ちるわけではなく、すすぎ残しの原因になることも。予洗いや泡立てを良くすると、上でお伝えした量よりも少なくていいこともあります。また、泡立てることも大切です。そのまま頭皮に付けてしまうと、摩擦が起こりやすく刺激が強すぎるため、トラブルの引き金となってしまいます。

③たっぷりトリートメントを使う

たっぷりとトリートメントを使った方が、効果的な気がしますよね。しかし使いすぎは、すすぎ残しや頭皮の痒み炎症など、トラブルの原因になりやすいので要注意!髪に効果を発揮するトリートメントの量は決まっています。しかし、髪のパサつきにトリートメントはおすすめ!

以下のようにトリートメントを使いましょう。

  • 市販のものは適量や使用頻度を守る
  • 美容院でトリートメントをする

おすすめケアですが、やりすぎは厳禁!メーカーは、定めた使用量や使用頻度で効果を発揮するよう作っています。また、さらに効果を感じたい方は、美容院でトリートメントがおすすめです。知識と技術があるため、安心して効果的にケアを受けられますよ。

④トリートメントを長時間つける

トリートメントの長時間使用も、上でお伝えしたような大量使用同様に、おすすめできません。トリートメントの種類にもよりますが、使用のしすぎは髪や頭皮に悪影響を与えてしまうこともあるからです。また、トリートメントの浸透にも限界があります。

トリートメントの使用時間も、使用方法に記載されている時間を守りましょう。上でお伝えしたように、美容院でトリートメントをするのもおすすめですよ。

⑤高温のお湯で洗う

髪を洗う時のお湯の温度にも注意です。高温のお湯で洗うと、必要な皮脂まで洗い流されてしまい、キューティクルが傷みや乾燥の原因となるからです。髪のパサつきが気になる方には特に、キューティクルの破損や乾燥は大敵ですよね。髪のパサ付きだけでなく、フケや痒みも引き起こされる可能性があります。

髪を洗う時は、38〜39度くらいを目安にしましょう。秋冬などシャワーの温度が低いと寒いなと感じる時は、浴室や脱衣所を温めておいたり、湯船にしっかり浸かれるようにしておくといいですよ。

⑥ゴシゴシタオルドライ

タオルドライの仕方や使用するタオルの使い方にも、注意が必要です。硬いタオルでゴシゴシ乾かしてしまうと、大きな摩擦がおこり髪が大ダメージを受けてしまいます。濡れた状態の髪は、普段よりも弱く傷つきやすいからです。

タオルドライする時は、以下のやり方でおこなうといいですよ。

  • 柔らかいタオルを使う
  • 軽くトントンと叩くように
  • タオルで髪を挟んで水分を吸い取る

髪を乾かす時、ドライヤーの前のタオルドライは必要です。必ず優しくおこないましょう。

⑦オイルトリートメントを表面だけにつけている

髪のパサつきケアと言えば、オイルトリートメントを思い浮かべる方が多いかと思います。そんなオイルトリートメントも、髪表面にただつけるだけでは不十分です。効果を感じられないばかりか、ベタつきの原因になります

オイルトリートメントも適量を守り、髪の内側からとくように優しく使っていきましょう。頭皮に付着させないように注意してくださいね。

⑧髪を自然乾燥

髪を乾かさずに寝るのは絶対にやめましょう。濡れた髪はとてもデリケートな状態です。キューティクルも傷みやすく、開いたままになってしまうからです。開いたままでは、髪から栄養が流れ出やすくなり、パサパサになる原因となります。キューティクルは乾いた状態で閉じますが、自然乾燥では閉じません。ある程度熱を与えて冷ます必要があるのです。

⑨ドライヤーの使い方が間違っている

自然乾燥をしてはいけないことは、おわかりいただけたと思います。では、そんなドライヤーの使い方にも、注意していきましょう。早く乾かしたいからと、ドライヤーを髪に接近させて使用したり、下から上に向かって風を当てないようにしてください。ドライヤーの熱で髪がダメージを受けたり、キューティクルが立ち上がり剥がれやすくなってしまうからです。

以下のポイントを押さえて、ドライヤーを使いましょう。

  • タオルドライしてから使う
  • 10〜20cmくらい離して使う
  • 一箇所に集中させず、満遍なく使う
  • 上から下に向かって風を当てる

ドライヤーの時間をなるべく短くするため、タオルドライしてから使うといいですよ。ドライヤーの熱で傷まないよう、ある程度距離を取ってください。広い面積に風を当てるようなイメージで、ふるように使いましょう。

⑩頻繁にヘアアイロンを使っている

髪のセットで、毎日頻繁にヘアアイロンやコテを使用するのも、パサつきの原因です。髪はタンパク質でできています。高温の熱を当て続けていると、タンパク変性という現象をおこし、パサつきはもちろん切れ毛や枝毛、カラーが上手くかないなど様々なトラブルを引き起こしてしまうからです。

しかし全く使わないとなると、おしゃれを楽しめませんよね。洗い流さないヘアオイルなどでケアしながら、アイロンやコテを使うなど工夫しましょう。使いすぎはリスクがあることを理解し、使用頻度にも気をつけてくださいね。

まとめ

髪のパサつきや艶の無さにお悩みの方に向けて、つい無意識にやってしまいがちな、髪へのNG行為を紹介しました。シャンプーからドライヤー、ヘアセットは健やかな髪にとって必要なことですが、間違ったやり方をすると逆にダメージとなってしまいます。やり方に注意しながら、艶のある髪へ近づきましょう。

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