40代以上の方、夏の疲れと年齢による疲れが重なる秋前の時期は、エイジングサインに注意しましょう。特に体内年齢の老化には要注意!体内年齢の老化は、健康にも美容にも様々なトラブルを引き起こす原因となるからです。そこで、体内年齢を実年齢よりも若々しく保つ、おすすめのFOODを紹介します。体の中から本当の若さを手に入れたい方は、ぜひ参考にしてください。
体内年齢が老けるってどういうこと?

そもそも体内年齢とは?体内年齢が老けると、どんなデメリットがあるのでしょうか。
体内年齢とは
体内年齢とは、体脂肪率や皮下脂肪率、内臓脂肪率、体水分率、筋肉量、推定骨量など体組成と基礎代謝量に基づいて、どの年齢に近いかを算出したものです。例えば、脂肪が少なく基礎代謝量が多いと体内年齢は若くなります。体内年齢は、体の中の健康状態を見える化したものなのです。
体内年齢の老化
体内年齢は年齢や生活習慣によって落ちやすく、特に40代以降は衰えを感じやすくなります。しかし、体内年齢の老化は見た目年齢の老化と違い、気付きにくいもの。若々しくいるためには、老化に気付くことが大事です。体内年齢が落ちると、どのような不調が出やすいのかみていきましょう。
- 肌荒れや傷が治りにくい
- 疲れやすい
- 便秘がち
- よく眠れない
- 手足が冷えやすくなった
このようなお悩みはありませんか。以前と比べ、このような不調を感じるようになった方は、体内年齢が衰えている可能性が高いですよ。
体内年齢を若くするにはどうしたらいいの?

体内年齢を若く保つポイントとなるのが「血管」です。血流を良くすることが大事になってきます。私たちの細胞が正常に生まれ変わるためには、細胞に必要な栄養や酸素を行き渡らせ、老廃物を排出しなくてはいけません。栄養や酸素を届け、老廃物を回収する役割は、血液にあります。このように、体内年齢を若く保つためには、血管年齢を若返らせること、血行を良くする必要があるのです。
血管年齢を若返らせるFOOD

血管年齢を若返らせるのにぜひ食べて欲しい、おすすめFOODを紹介します。
血管に良い栄養素とは
血管の健康のために、特に摂りたい栄養素はこちらです。
●オメガ3系脂肪酸(DHAやEPA)
血管をしなやかにし、血栓をつくりにくくする役割がある。
●カテキン
抗酸化作用によって、血管がダメージを受けないよう防ぐ。
●ラクトトリペプチド
血管内皮機能をたかめ、血管年齢を若返らせる。
血管を若々しく健康に保つために、これらの栄養素を積極的に取れるといいですね。他にもミネラルや食物繊維、大豆イソフラボンなども血液をサラサラにしたりするので、おすすめですよ。
血管を若返らせるFOOD5選
血管を若返らせるために食べて欲しい、若返りFOODを紹介します。
①青魚
青魚には、DHAやEPAなどの不飽和脂肪酸が含まれています。これらには、血管内膜を形成する細胞の、代謝を促す役割があるのです。血管内膜の代謝が良くなることで、血管を強化させます。
朝食べる
DHAやEPAは吸収率が良いので、朝食のときにとるのがおすすめです。
生で食べる
火を通すとDHAやEPAは流出しやすくなるため、お刺身など生で食べるといいですよ。
②タマネギ
タマネギにはポリフェノールの一種であるケルセチンという栄養素が含まれています。ケルセチンには抗酸化作用があるため、酸化による血管へのダメージをカバーしてくれるのです。血液をサラサラにし、血のめぐりを良くしてくれるのも嬉しいですね。
スライス・すりおろし
スライスしたり、すり下ろして食べるのがおすすめです。水や熱を加えると栄養素が流れ出てしまうからです。しかし、生のタマネギは辛味が強いですよね。そこでスライスやすり下ろすと、食べやすくなるのです。私はよくタマネギをすり下ろし、ソースにして食べたりしています。
③納豆
納豆には、体を老化から守る抗酸化作用と、血栓を溶かす働きがあるナットウキナーゼという栄養素が豊富です。抗酸化作用とナットウキナーゼは、血液をサラサラにしてくれますよ。
夜食べる
血液を詰まらせる血栓は、朝できやすいです。なので、納豆は夜食べて、血流が滞らないように予防しましょう。
キムチやネギと一緒に
食物繊維が豊富なキムチやネギ、またオクラなどと一緒に食べると、吸収が良くなりますよ。
④緑黄色野菜
緑黄色野菜には抗酸化作用があり、またビタミンも豊富に含まれています。ビタミンCには血管を強くする作用が、ビタミンEには血行を促進する効果が期待されます。
食事のはじめに食べる
野菜は血糖値を抑える効果があるため、食事の一番はじめに食べることをおすすめします。
油と一緒に
油と一緒に食べることで、吸収率が上がります。上質な油と一緒に摂りましょう。オリーブオイルなどがおすすめです。
スープもおすすめ
栄養を余すことなくとるならスープがおすすめ!加熱すると栄養の吸収が良くなりますが、栄養が流れ出ることもあるからです。
⑤ルイボスティー
ルイボスティーには、血管を作り活性化させる作用があります。元気な血管で、体全体の老化を予防する働きが期待されますよ。
いつでもOK
常備茶としていつでも飲んで大丈夫です。ノンカフェインでノンカロリーのため、お子さんも一緒に飲むことができますよ。
まとめ
体内年齢を実年齢よりも若々しく保つおすすめのFOODを紹介しました。
体内年齢を若く保つためには、血管年齢を若返らせ、血行を良くする必要がある
血管を若返らせるには、「青魚」「タマネギ」「納豆」「緑黄色野菜」「ルイボスティー」がおすすめ
夏の疲れと年齢による疲れが重なる秋前の時期は、エイジングサインが表にでやすいです。40代からは表面だけのケアでは物足りないと感じる方が増えるかと思います。そんな時は、体内年齢から若返るケアをしてみませんか。これから食欲の秋が待っているので、ぜひ美味しく若返りましょう。