インナーケア

睡眠不足な生活環境が老化を早める!?寝る前2時間の入眠儀式で老化予防

美容とも関係のある睡眠は、老化とも大きな関係があります。睡眠不足が老化に繋がるのはもちろん、睡眠の取り方は老化の予防にも繋がるのです。そこで今回は、老化と睡眠の関係について、老化しやすい睡眠と老化させないための、入眠着儀式を紹介します。ぐっすり眠って、老化を予防しましょう。

老化の原因は「睡眠不足」

老化と睡眠はどう関係するのか、睡眠不足になっていないかチェックしながらみていきましょう。

睡眠が老化を早めるわけとは?

老化の原因は様々ありますがその一つが、睡眠不足なんです。なぜ睡眠不足が老化を早めるのか、そのわけは2つあります。

・メラトニンが抑制される

・肌のターンオーバーが低下する

メラトニンが抑制される

睡眠不足はホルモンの一つメラトニンの分泌を抑制してしまいます。このメラトニンには、老化を抑制する抗酸化作用があるからです。メラトニンが十分に分泌されないと、肌を老化させる活性酸素のダメージから、肌を守ることができません。活性酸素によって肌を老化させないために、しっかり眠ってメラトニンを分泌させる必要があるのです。

肌のターンオーバーが低下する

睡眠が十分にとれていないと、肌のターンオーバーが低下します。ターンオーバーの低下とはすなわち、肌の代謝が低下するということ。代謝が悪くなるということは、肌が新しく生まれかわらないということです。ターンオーバーが低下し、肌が生まれ変われないとメラニンが蓄積されやすくなったり、肌が乾燥しやすくなるため、老化を早めてしまうのです。

睡眠不足チェック

睡眠不足はなかなか自分では気づけないこともあります。睡眠不足になっていないか、セルフチェックしてみましょう。

✔︎布団に入ってから1時間以上寝付けない

✔︎予定の起床時間より早く目覚めてしまう。

✔︎寝ている途中で起きてしまいその後、眠れない

✔︎十分な睡眠時間をとっているのに、熟睡した感じがしない

✔︎朝スッキリ起きられない

✔︎日中、体も気分もどんよりすることが多い

✔︎日中、強い眠気を感じる

これらはみな睡眠不足のサインです。一つでも当てはまるようなら、睡眠不足になっている可能性が高いので注意しましょう。

寝る前2時間の入院儀式

老化させないためには、寝る2時間前からの行動が重要です。入眠儀式で、質の高い睡眠をとって老化を予防しましょう。

入眠儀式ってなに?

入眠儀式とは、寝る前におこなう習慣的な行動のことです。寝る前に毎日決まった行動をすることで、体と心が睡眠に向かって準備を始めます。入眠儀式が睡眠へのスイッチとなるのです。

入眠儀式の効果とは?

毎日同じ行動を繰り返していくうちに、その行動をすることでリラックスできるようになってきます。そのため眠りに必要な副交感神経が働くようになり、寝付きやすく眠りの質が上がるのです。

入眠儀式って何をすればいいの?

入眠儀式は人によって異なるため、◯◯をしなくてはいけない、という決まりはありません。負担なくリラックスできる行動をしましょう。でも何をしたらいいの?と迷うと思うので、簡単にできるおすすめの入眠儀式の例を紹介します。

パジャマに着替える

実はパジャマに着替えるだけでも立派な入眠儀式です。スウェットやルームウェアよりもパジャマがおすすめ!寝返りがうちやすく肌触りの良い、お気に入りのパジャマを選びましょう。着心地の良いパジャマはリラックスできるため、眠りの質を高めてくれます。

ストレッチをする

軽いストレッチもおすすめです。寝転びながらできるものや、手足の力を抜いて体をほぐせるストレッチが特におすすめになります。体を動かしすぎてしまうと、交感神経が活発になり眠れなくなってしまうため、リラックスできる軽いものにしましょう。

ハーブティーを飲む

ハーブティーはリラックス効果が高い飲み物のため、入眠儀式におすすめです。カフェインも入っていないものが多いので、寝る前でも安心して飲むことができます。カモミールやリンデン、レモンバームなど、寝る前のハーブティーにおすすめです。

アロマの香りを楽しむ

睡眠にアロマの香りを取り入れてみてはいかがでしょうか。香りは脳へ直接働きかけるため、副交感神経を優位にし安眠へと導いてくれます。使用方法もとっても簡単です。ティッシュにアロマオイルを1滴たらして枕元に置くだけです。キャンドルやディフューザーのように火や水を使わないので、寝室でも簡単に使うことができます。ラベンダーやベルガモット、ゼラニウムなどおすすめです。

本を読む

寝る前の読書も入院儀式の一つです。しかし、電子書籍などスマホやタブレットを使って読むのはやめましょう。ブルーライトの影響で逆に眠りを妨げてしまいます。

入眠儀式にはNGな習慣

入眠儀式に基本決まりはありませんが、避けた方がいい習慣もあります。眠りを妨げてしまう行動を紹介するので、これらは入眠儀式には採用しないでおきましょう。

・お酒を飲む

・スマホやPCを触る

・激しい運動

・寝る直前にお風呂に入る

アルコールは眠りを浅くし、スマホのブルーライトは脳を活性化させるため、ぐっすり眠れなくなってしまいます。また寝る前2時間以内のお風呂も深部体温が下がりにくくなり、寝つきが悪くなりやすいです。特に激しい運動や熱いお風呂は、交感神経が優位になりやすいため、おすすめできません。

まとめ

老化しやすい睡眠と老化させないための簡単にできる入眠着儀式を紹介しました。

・睡眠不足が続くと老化を予防するメラニンが抑制されたり、肌のターンオーバーが低下するため老化しやすくなる

・老化させないため睡眠の質をあげるなら、寝る2時間にリラックスできる入眠儀式をおこなうのがおすすめ

・入眠儀式に大きな決まりはなく、負担なくリラックスできる行動をとるのがいい。

睡眠と老化は実は大きく関係しています。老化を予防するなら、寝つき良くぐっすり眠れることが大事です。そこで睡眠の質をあげるのに入眠儀式がおすすめ!儀式と聞くと大事な感じがするかもしれませんが、簡単なことでいいんです。寝る前の生活環境を見直してみましょう。

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