老化の原因は様々ありますがその一つが、肌のお手入れによるものなんです。私たちは、洗顔にメイク、スキンケアと1日に何回も肌を触ります。その時に気をつけていないと、肌に摩擦が生じ大きなダメージとなるのです。この摩擦が老化を早める原因。今回はそんな、触りすぎな肌のお手入れによる老化について紹介していきます。
老化を早める原因は「触りすぎ」

老化を早める原因は触りすぎな肌の手入れです。なぜ触りすぎで老化が早まるのでしょうか。
思っている以上に顔を触ってる
私たちは思っている以上に顔を触っています。
・クレンジング
・洗顔
・タオルドライ
・日焼け止め
・メイク
・メイク直し
・無意識
・癖
このようにスキンケアやメイクなど美容のためでも、朝から寝るまでの間に何度も顔を触っている事がお分かりいただけると思います。また人は無意識や癖などでも、1時間に20回以上も顔を触っているんですよ。思っている以上に顔は、摩擦によるストレスが溜まっている可能性があります。
触りすぎでどうして老けるの?
触りすぎによる老化の原因は「摩擦」です。摩擦により角質層の皮膚(細胞)が傷つき、肌が薄くなることでバリア機能が低下して、老化に繋がっていきます。
・乾燥によってシワが増える
・メラニン色素が過剰に増えシミが目立つ
乾燥によってシワが増える
肌の触りすぎで摩擦が生じると、角質層が削られるようにダメージを受けます。これは肌のキメを壊すことに直結し、肌を乾燥させてしまうのです。乾燥はシワの原因になります。皮膚の薄い目元や口元は乾燥による細かなシワが目立ちやすいうえ、摩擦のダメージも受けやすいので注意しましょう。
メラニン色素が過剰に増えシミが目立つ
摩擦で肌が傷ついたり炎症を起こしてしまうと、肌の奥のメラノサイトも刺激されます。そしてメラニン色素が必要以上に生成されてしまうのです。このメラニン色素は、シミやくすみの素になります。
老化を早める肌の手入れとは?

意識していないところで、あなたも老化を早める肌の手入れをしているかもしれません。老化を早める手入れとは?
・拭き取りタイプのクレンジングを使っている
・洗顔料をしっかり泡立てられていない
・スキンケア用品の使用量が少ない
・硬いタオルで水分を拭き取っている
・洗いも保湿もゴシゴシ刷り込むようにおこなっている
思い当たることはありましたか。拭き取りタイプはクレンジングの中でも、肌への摩擦が大きいですし、泡立ちの悪さや使用量が少ないのも摩擦が大きくなります。汚れをしっかり落としたい、美容成分をしっかり肌に浸透させたい、っと思ってついゴシゴシしたり刷り込むようにケアするのは逆効果です。
老化させない肌の手入れのポイント

老化させないためには、「擦らない」ケアをすることが大事です。そんな擦らないケアは、どんなことに気をつければいいのでしょうか。
・クレンジングはミルクがおすすめ
・目元などは専用のクレンジングを使う
・泡立ちのいい洗顔料を使う
・スキンケア化粧品は規定量を使う
・柔らかいタオルを使う
クレンジングはミルクがおすすめ
クレンジングはミルクタイプやクリームタイプが、摩擦が小さいのでおすすめです。メイクオフする時は、指の腹でクルクルとするように優しく落としましょう。ゴシゴシしないでくださいね。
目元などは専用のクレンジングを使う
上で紹介したミルクやクリームタイプのクレンジングは、摩擦は少ないですが濃いメイクが落ちにくいところがあります。メイク残りもトラブルや老化に繋がるため、目元などの濃いメイクは専用のクレンジングを使って落とすといいです。この時も擦らないよう、コットンなどでクレンジングを馴染ませ浮かせるようにして落としましょう。
泡立ちのいい洗顔料を使う
しっかり泡立てないと、指が必要以上に肌に当たり摩擦が起きやすくなります。洗顔料はしっかり泡立てましょう。泡立てるのが苦手な方はマイオン洗顔がおすすめです。ワンプッシュでキメの細かな柔らかい泡がでてきますよ。
スキンケア化粧品は規定量を使う
クレンジングや洗顔、化粧水や美容液など、使う量が少ないと効果を発揮しないばかりか、肌に伸ばす時に大きな摩擦となってしまいます。高価なアイテムを使う時はつい、もったいないと使う量が少なくなることも・・・。しかしこれは余計にもったいないです。価格を気にせず、思い切り使えるケアアイテムを使った方が、老化防止になりますよ。
柔らかいタオルを使う
意外と見落としがちなのがタオルです。せっかくクレンジングや洗顔を気をつけていても、水分を拭き取る時に硬いタオルでゴシゴシ擦ってしまっては意味がありません。柔らかいタオルでトントンと抑えるように水分を拭き取りましょう。
まとめ
触りすぎな肌のお手入れによる老化について紹介しました。
・肌を触りすぎるお手入れを続けていると、摩擦で肌が乾燥したり炎症を起こして、シワやシミができやすくなる
・老化させないためには、摩擦の起こりにくいスキンケア化粧品を選び、規定量を正しく使うことが大事
美容のためにおこっているスキンケアも、気を付けていないと老化を早めることに繋がります。 老化を早めないためには、触りすぎない肌のお手入れをしましょう。