エイジングケア

潤いを守って頭皮と髪の臭いケア!潤いを守るシャンプーとは?

頭皮や髪が臭うと聞くと、頭皮がベタついているイメージがあると思います。しかし実は、頭皮に潤いがなくなっても、臭うことがあるのです。むしろこれから迎える春の季節は、この頭皮の潤い不足による臭いトラブルが増えてきます。そこで、今回は潤いを守って頭皮と髪の臭いケアをする方法をご紹介!シャンプーの選び方や使い方のコツをお伝えするので、参考にしてください。

臭いケアに頭皮の潤いはなぜ大事?

頭皮の潤い不足でなぜ臭いトラブルがおこるのでしょうか。

頭皮の臭いの原因

頭皮と髪の臭いの原因は、皮脂と雑菌です。過剰に分泌された皮脂が空気に触れて酸化したり、雑菌が分解されることで臭うようになります。頭皮は体の中でも皮脂腺が多いため、臭いトラブルが目立つのです。

頭皮の潤いがなくなると皮脂が出る

皮脂が臭いの原因のため、頭皮の潤いがなくなると臭いもなくなるのでは?と思うかもしれません。しかし実はそれは反対で、頭皮の潤いがなくなると、潤いを補うためにより皮脂を分泌してしまうのです。しかも頭皮は乾燥で緊急事態!過剰に皮脂が分泌され、臭いがより強くなってしまいます。

潤いを守って頭皮の臭いケア!シャンプーの選び方は?

頭皮と髪の臭いケアは、シャンプーで頭皮を清潔にすることが大事ですが、潤いも守る必要があります。頭皮の潤いを守れるシャンプーは、どのように選べばいいのか紹介します。

アミノ酸・ベタイン系

アミノ酸系やベタイン系のシャンプーは、マイルドに洗い上げてくれるのでおすすめです。石けん系やアルコール系のシャンプーは、刺激が強めになります。乾燥するリスクもあるので、臭いが気になる時は控えた方がいいかもしれません。

クレイや炭が配合されたシャンプー

汚れや皮脂がどうしても気になる時は、洗浄力の高いシャンプーにするのではなく、クレイや炭が配合されたものを選ぶといいです。洗浄力をあげるよりも、頭皮に優しく汚れを吸着してくれます。

セラミド・ヒアルロン酸配合

セラミドやヒアルロン酸などの保湿成分が配合されているかもチェックしましょう。また植物オイルが配合されたものも、しっとり洗い上げてくれるのでおすすめです。

香りのいいシャンプーでごまかさない

香りの強いシャンプーの多くには、人工的に作られた合成香料が含まれていることがあります。これは頭皮に刺激を与えるため、乾燥はもちろん頭皮のバリア機能も低下させてしまうのです。頭皮の免疫が弱くなるため、雑菌が繁殖し臭うようになってしまいます。また臭いが気になる時に香りでごまかそうとすると、余計に嫌な臭いになる事も多いので注意しましょう。

頭皮と髪の臭いケア!潤いを守る正しいシャンプーの仕方

潤いを守るシャンプーのポイント

頭皮の潤いを守りながら臭いをケアする、シャンプーのポイントを紹介します。

・シャンプーの使用量を守

・シャンプーは泡立てて使う

・洗いすぎないようにする

・熱いお湯で洗わない

・洗う時に爪を立てない

シャンプーは使う量が少なすぎると、頭皮をキレイに洗えないため皮脂が残り、臭いの原因となってしまいます。逆に多すぎても、洗い残しの原因となり臭ってしまうのです。

また洗いすぎも必要な皮脂まで流してしまうため、シャンプーは一日一回を目安にしてください。

熱いお湯で予洗いや洗い流しをするのも皮脂を流しすぎてしまうため、38度前後のお湯を使いましょう。ちなみに温度が37度以下で低いのも汚れが流しきれず、臭いの原因となってしまいます。

正しいシャンプーで臭いケア

正しいシャンプーの仕方なんて、意識したことがない方も多いかもしれません。せっかくですので、これを機にシャンプーのやり方を見直してみましょう。

1. 予洗いをしっかりする

・髪に水分をたっぷり含ませるように

・3、4分しっかり洗う

髪の間に指を入れて、しっかりお湯を含ませるように洗いましょう。予洗いで汚れの7割くらいが落ちると言われているため、シャワーでささっと濡らすだけでなく、ある程度時間をかけてしっかり洗うといいです。この後のシャンプーの泡立ちも良くなります。

2.シャンプーは泡立ててから使う

・シャンプーは1〜2プッシュ

・手のひらで泡立てて

・髪の根元付近から洗っていく

・指の腹を使って洗う

シャンプーの量は髪の量によって異なりますが、だいたい1〜2プッシュが目安です。シャンプーをそのまま地肌につけないようにしましょう。手のひらで泡立て、根元付近から頭皮へ向かって、優しく洗っていきます。力を入れすぎたり、爪を立てないように気をつけてください。

3.一番時間をかけてもしっかり洗い流す

・5分くらいかけてしっかり洗う

・指の腹で頭皮全体を揉み解すように洗う

・耳の後ろは要注意

洗い残しは頭皮の炎症や乾燥をはじめ、様々なトラブルの元になります。予洗いよりも長めに、しっかりと洗い流しましょう。ただシャワーを当てるだけでなく、指の腹を使って全体を解すように洗っていくといいです。そして耳の後ろは、最も洗い残ししやすい部分のため、意識して洗うようにしてください。

まとめ

潤いを守り頭皮と髪の臭いケアをするための、シャンプーの選び方や使い方のコツを紹介しました。

・潤いを守りながら頭皮の臭いケアをするには、保湿力がありマイルドに洗い上げれるシャンプーがおすすめ

・頭皮と髪の臭いは、香りの強いシャンプーでごまかさない

・頭皮を乾燥させないため、シャンプーは1日1回、熱いお湯を使わないなど、正しい方法で洗うことが大切。

頭皮と髪の臭いは、頭皮の潤い不足が原因のことも多いです。シャンプーは毎日のケアになるため、頭皮に合ったシャンプーを選び、正しい使い方で潤いを守りながら、臭いケアしていきましょう。

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