春の肌トラブルは、隠れ花粉症と言われるくらい、気付かないうちにダメージが蓄積されています。そんな花粉による肌トラブル、実は老化も進行させているってご存知ですか?そこで今回は、花粉による老化を予防する、エイジングケアを紹介します。
花粉で肌が老化する!?

花粉で肌が老化するのはなぜなのでしょうか。理由は主に2つ考えられます。
・花粉で肌がダメージを受け、活性酸素が発生しシワやたるみが目立つようになる
・紫外線量も増え始める時期と重なり、メラニンが増えシミ予備軍ができる
活性酸素が発生する
花粉の時期、私たちの肌はバリア機能が低下しています。そんな肌に、さらに花粉が付着すると、肌は大きなダメージを受け、肌の奥では活性酸素が発生してしまうのです。活性酸素が発生すると、肌のハリや弾力や失われていきます。そしてシワやたるみが目立つようになるのです。
メラニンが生成される
また花粉が飛ぶ時期は、紫外線の量が増え始める時期でもあります。ただでさえ肌が弱っているところに、紫外線が直撃すると、メラニンの生成が増えてしまうのです。するとシミの予備軍が次々と蓄積されてしまいます。
肌が老化する花粉時期のNG行動

何気なくやってしまいがちなNG行動を見直して、花粉から肌を守りましょう。
メイクを落とさずに寝る
メイクオフをしないのはただでさえ、化粧品が酸化して老化が進行しやすいです。花粉が付着したままだとより一層、肌の奥で活性酸素が発生しやすくなります。
夜お風呂に入らずに寝る
花粉は髪や頭皮にも付着しています。花粉をそのままにすると頭皮がダメージを受けます。頭皮がたるむと、繋がっている顔の皮膚もたるんでしまいます。
部屋が乾燥している
部屋の乾燥は肌も乾燥させ、バリア機能を低下させてしまいます。しかも部屋が乾燥すると花粉も舞い上がりやすいため、肌だけでなく部屋も加湿した方がいいです。
夕方に出かける
夕方は朝飛んだ花粉が再飛散する時間です。なのに夕方にちょっと外に出るだけなら、ノーメイクだったり、日焼け止めを塗らなかったりする事も多いです。花粉が肌を直撃するので気をつけましょう。
洗顔せずにカップに薬液を溜めて目を洗う
洗顔をせずに目を洗浄すると、花粉が目の周りに再び付着します。目の周りは皮膚が薄いためダメージを受けやすく、痒みで目をこすったりすると、シワやメラニンが生成されやすくなってしまいます。
つけまつげ・まつエクを付ける
つけまつげなどを付けると、目の周りに付く花粉の量が一気に増えます。目の周りの皮膚がダメージを受け、目元の老化につながりやすくなります。
日焼け止めを使用していない
花粉による肌トラブルが心配だから、まだ夏じゃないから大丈夫と日焼け止めを塗っていない方は要注意。花粉が飛ぶ時期は紫外線も増えています。このままではシミ予備がスタンバイしてしまいます。
花粉対策でエイジングケア!

花粉で老化させないケアのポイント
花粉によって肌の老化に拍車がかからないようにするには、
・花粉を付着させない
・十分な保湿
・UVケアを忘れない
この3つの基本のケアが必須です。当たり前と思われるこれらのケアですが、しっかりできているかで大きな差が出てきます。
花粉を付着させない
日焼け止めやメイクは、花粉を肌に付着させないようにするのに効果的です。最近は花粉をブロックする機能がある日焼け止めや下地、ミストスプレーなどもあるので、試してみてください。また花粉を付着させたままにしないよう、帰宅したらすぐに洗顔やお風呂に入ることをおすすめします。
十分な保湿
花粉で低下した肌のバリア機能を整えるためには、肌の保湿が重要です。保湿力の高いアイテムを使って洗顔やスキンケアをしていきましょう。また花粉で肌が弱っているため、刺激の少ないアイテムを選ぶ事も大事です。
UVケアを忘れない
低刺激でベタつきにくい日焼け止めを選んでる、花粉の時期もUVケアをしましょう。UVカット効果のあるマスクを使うのもいいです。花粉の時期はマスクで擦れたり、鼻をかんだり、目をつい触ってしまいがちです。日焼け止めも落ちやすいので、こまめに塗り直しをしてあげましょう。
まとめ
花粉によって肌がダメージを受けると、活性酸素やメラニンが発生しやすくなります。これらはシワやたるみ、シミの原因です。花粉時期のNG行動を見直したり、基本のスキンケアを徹底して、花粉による老化にストップをかけましょう。