花粉による肌ダメージは外からのケアはもちろん、内側からのケアもとっても重要!そこで今回はインナーケアによる肌の花粉対策を紹介したいと思います。インナーケアで花粉に負けない肌作りをしましょう。
花粉で肌はどうなるの?

花粉の影響で私たちの肌は、バリア機能が低下してしまいます。そこへさらに花粉が付着すると肌トラブルが悪化、バリア機能もさらに低下するという負のスパイラスがおきてしまっているのです。
※バリア機能とは肌の表面の角層に備わっている、外部からの刺激(紫外線・摩擦・乾燥など)や異物の侵入を防ぐ機能のことです。
花粉による肌トラブルになぜインナーケア?

インナーケアは肌の代謝であるターンオーバーに大きく関わります。ターンオーバーを促すことで肌のバリア機能を高めてくれるのです。食事や睡眠などのインナーケアで肌に栄養を届け、バリア機能を高めましょう。
バリア機能を高めるメリットとは?

肌のバリア機能を高めると、花粉などのアレルギー物質の侵入を防ぐ事ができます。普段よりバリア機能は大事ですが、特に花粉という外部からの刺激と戦うために、重要な役割があるのです。
花粉で低下した肌のバリア機能をインナーケアでサポート

花粉で弱った肌のバリア機能を高める、インナーケアを紹介します。
バリア機能の必須成分を内側から
肌のバリア機能には、欠かせない必須成分があります。
・ヒアルロン酸
・セラミド
・コラーゲン
ヒアルロン酸やセラミドはバリア機能の必須成分であり、コラーゲンは肌のうるおいや弾力に欠かせません。これらの成分を外側からのケアだけでなく、内側からも取り入れることで、よりバリア機能を高めることができるのです。
食事で摂取するならおすすめは?
ウナギ・鶏の手羽・鶏の皮・魚の目・フカヒレ・スッポン など
これらにはヒアルロン酸やコラーゲンが豊富に含まれています。また量はそれほど多くありませんが、山芋や海藻、オクラなどにも含まれているので積極的に取り入れましょう。
より効果的に効率よく取り入れる方法
サプリメントで取り入れる
食事から摂取するのもいいですが、食事からとれる成分は分子が大きく、体への吸収が良くありません。しかも加熱調理にも弱いんです。そこでより効果的に効率的に摂取するのにおすすめなのが、サプリメントや美容ドリンクになります。低分子のサプリメントを選んで補強しましょう。
ビタミンを一緒にとる
またビタミンは、コラーゲンやセラミドなどの生成をサポートします。特にビタミンCはサポートする力が優れているのでおすすめです。また肌のバリア機能が低下してある時は、皮脂の分泌の調整に役立つビタミンB6やB2も意識して取り入れるとをおすすめします。食事やサプリメントで補いましょう。
◆ビタミンC
キウイ・いちご・ブロッコリー・芋類 など
◆ビタミンB6
赤身の魚・鶏肉・バナナ・パプリカ など
◆ビタミンB2
肉類・魚介類・納豆 など
腸内環境を整える
摂取した栄養は腸から吸収されます。そのため腸内環境を整えることは肌のバリア機能を整えるために必要なことなのです。食事に発酵食品や食物繊維の多い食品を取り入れたり、腸を冷やさないようにして、腸内環境を整えましょう。
おまけ!旬の食材でバリア機能を高める
せっかくなら花粉のこの時期、旬を迎える食材でより美味しくバリア機能を高めませんか。
ほうれん草、小松菜、大根、ブロッコリー、玉ねぎ、じゃが芋、アスパラガス など
特にほうれん草や小松菜は、皮膚や粘膜のバリア機能を高めるビタミンA(βカロテン)が豊富です。また大根などの根菜類は体の内側から乾燥対策をするのに向いており、玉ねぎなども肌免疫を高めるサポートをしてくれます。冬から春に旬を迎える食材で、肌のバリア機能を高める食事をして、花粉で敏感になった肌をサポートしましょう。
まとめ
インナーケアは一見外的な刺激の花粉には関係ないケアのように感じるかもしれません。しかし花粉による肌トラブルの原因となるバリア機能低下を予防改善するのに、外せないケアなのです。体の外からはもちろん、体の内側からも対策をし、花粉に負けない肌作りをしていきましょう。