マスク生活が長くなり、いざマスクを外す時、少し緊張しませんか。せっかくならカサカサよりもプルンっと潤った口元で自信を持ってマスクを外したいですよね。そこで今回はマスクによる口元のダメージと潤いリップケアについて紹介します。
マスクによる口元ダメージとは?

マスクをしていると口元が守られているような感じがしますが、実はマスクによって口元は大きなダメージを受けているのです。マスク生活が続くようになって、口元にこのようなトラブルはありませんか?
・唇や口周りがカサカサする
・小ジワやほうれい線が濃くなった
・くすんで黒ずんで見える
・口元にニキビができるようになった
これらはマスクによって、口元が乾燥しやすくなることでおこるトラブルなのです。特に唇はマスクによるダメージも大きく、乾燥しやすい部分になります。
どうしてマスクで口元が乾燥するの?

マスクによって口元が乾燥する原因は、マスク着脱時の摩擦と温度・湿度の変化です。
摩擦
マスクを付ける事で、口元は常に摩擦がおこり刺激された状態が続きます。その刺激で口元の皮膚は敏感になり、乾燥しやすくなるのです。
温度・湿度の変化
マスクを長時間付ける事で、マスクの中の湿度や温度が高くなっています。その状態からマスクを外すと湿度や温度の変化が急激に起こり、口元の水分が蒸発しやすくなるのです。
マスク生活でも使いやすいリップクリームの選び方

マスクを外しても自信が持てる潤いリップになるために、マスク生活の中でも使いやすいリップクリームを選びましょう。
ベタつかない
マスクを付けるため、油分やベタつきをある程度抑えたタイプのリップクリームが使いやすいです。油分が少なくても、こまめに塗り直せば十分に保湿できます。
香りが強すぎない
マスクの中で香りがこもってしまうと、使い続ける事ができません。また香料が多く配合されたものは、マスクで敏感になった唇には刺激になるため、注意しましょう。
高保湿成分配合
ヒアルロン酸やセラミドなど高保湿成分配合のリップクリームは、潤いケアのいいパートーナーです。他にも荒れた唇のサポートをしてくれるビタミンE配合のリップクリームもおすすめです。
意外と知らないリップクリームの正しい使い方

リップクリームを正しく効果的に使うためのコツを紹介します。
優しく塗る
リップクリームは柔らかいものを崩さないように扱うくらい、優しい力で塗ってください。リップクリームやクリームの着いた指をを強く押し付けたり、ゴシゴシ擦るように塗ると唇に摩擦が加わりダメージを受けてしまいます。
シワに沿って縦に塗る
リップクリームは横ではなく、縦方向に塗りましょう。鏡で自分の唇を見てみてください。シワが縦方向に入っていると思います。横向きに塗るとそのシワが深くなり目立ちやすくなるため、リップクリームは縦に塗った方がいいのです。シワが目立つと老け見えの原因になります。
清潔な状態で使う
ウェットティッシュなどで唇の汚れを拭き取ってから、リップクリームを使ってください。汚れが付いたままの使用は、唇が荒れる原因になりますし、リップクリームの保湿成分が浸透しにくくななるからです。
さらに潤いリップになるスペシャルリップケア

リップクリームの使い方をマスターしたら、さらに潤ったリップになれるスペシャルケアをおこなってみましょう。
リップパック
リップパックをする事で、唇はさらに潤い、保湿成分の浸透がまたさらに良くなります。
①リップパックの前に洗顔をしましょう。清潔な唇にパックをしていくためです。
②清潔な唇にリップクリームをたっぷりぬります。
③リップクリームを塗ったらその上にラップをかけてください。
④ホットタオルを作りその上に乗せます。ホットタオルは人肌より少し温かいくらいが目安です。
⑤3分程パックをしたら完了です。
唇が温まりリップクリームの浸透が良くなるだけでなく、血行も良くなるためふっくら血色のいい唇になれます。
※ホットタオルは、タオルを水で濡らしレンジで30秒〜1分程温めれば簡単に作れます。火傷には気を付けてください。
まとめ
もともと口元は乾燥しやすい部分ですが、マスク生活が続く事で、さらに乾燥しやすくなっています。そこで改めて何気なく使っているリップクリームを見直してみませんか。潤いリップを手に入れて、マスクをずしても自信が持てる口元になりましょう。