トラブルやエイジングを目立たせないよう、事前にケアを始める予防美容が今注目されています。そんな予防美容、スキンケアによる外からのケアのイメージが強いと思いますが、成功の鍵はインナーケアも同じく握っているのです。今回は予防美容を成功させるインナーケアについて紹介します。
そもそもインナーケアってなに?

インナーケアは美容や健康に内側からアプローチするケアのことです。私たちの健やかで美しい肌は、血流に乗って運ばれる酸素と栄養素を材料に行われるターンオーバーによって作られます。そこに働きかけられるのがインナーケアなのです。
予防美容のインナーケアの役割

インナーケアをすることで真皮層にアプローチすることができます。この真皮層は肌の弾力やハリを整えるコラーゲンやエラスチンでできている部分です。インナーケアをすることで、真皮層に通っている毛細血管に栄養をしっかり送り届けられます。スキンケアだけでは届かない部分から、ケアする役割がインナーケアにはあります。
予防美容にインナーケアはなぜ必要?

・長期的に美肌を保つ
・外からのダメージに負けない肌を作る
・ダメージから早く回復させる
長期的に、そして根本から揺らがない健やかな肌を作るために、インナーケアが必要です。肌の表面はスキンケアで整える事ができますが、季節や環境によってバランスをどうしても崩してしまいます。しかし日頃からインナーケアで予防していれば、外からのダメージにも負けない健やかな肌作りができます。トラブルやエイジングサインが目立ってしまっても、体の中からケアが行き届いていれば回復も早いため、インナーケアが必要とされているのです。
予防美容にインナーケアを取り入れる時のポイント

予防美容のためインナーケアは、「継続する」ことがポイントです。スキンケアも同じですが、1日や2日おこなったからと言って効果を感じられるわけではありません。ある程度続けたとしても、効果がでてきたからと言ってやめてしまってはまた元に戻ってしまいます。インナーケアもスキンケアと同じく継続して続けていく事が大切です。そして継続するためには、
・コスパのいい方法でおこなう
・無理のない範囲でおこなう
・楽しくおこなう
この3つのポイントが大事です。コスパがかかりすぎたり、ストイックになりすぎると続けてケアしていく事はできません。むしろストレスになって逆効果です。できる範囲のこと長期で続けていきましょう。
予防美容のためにインナーケアはどんな事をしたらいいの?

生活習慣を整える
インナーケアの基本は食事、運動、睡眠による生活習慣を整えることから始めましょう。
食事
ビタミンやミネラルを積極的に、バランスのとれた食事をしましょう。一度3日間くらい、食べているものや時間を書き出してみてください。食事の取り方の改善点や足りない栄養素がわかりやすいですよ。
運動
1日に激しくなくていいので、適度な運動を30分程おこなえるとベストです。体力に自信がない、時間がない方はストレッチなどから始め、一駅歩いてみたり階段を使ったりと体を動かす工夫をしてみましょう。
睡眠
最適な睡眠時間は7時間と言われています。しかし人によって最適な睡眠時間は異なるため、少しづつ調整してください。またホルモンバランスを整えるために、遅くても0時には寝るようにしましょう。
体を冷やさない
体が冷えると血液の循環を悪くし、ホルモンバランスも乱れやすくなります。白湯やハーブティーなど温かいものを飲んだり、根菜類やスパイスなど体を温める食材を積極的にとりましょう。
ストレスをためこまない
ストレスも自律神経を乱し、ホルモンバランスが崩れ肌にも影響を及ぼします。趣味を楽しんだり、休む時間をしっかりとってストレスをためこまないようにしましょう。ゆっくりお風呂に入る、好きなものを食べる、アロマでリラックスするなど、自分に合うストレス解消方を見つけてください。
まとめ
予防美容はスキンケアとインナーケアの両方によるアプローチが必要です。今回はそんな予防美容のインナーケアについて、なぜ必要なのか紹介しました。インナーケアが少しでも大切だと感じていただけたなら、今日から始めていきましょう。