美容には睡眠が大事とよく聞きますがそれは本当です!肌がキレイ人は質の高い睡眠をとっています。しかしこれから冬になるに連れて寝付きが悪くなったり、途中で起きてしまう人が増えています。そこで今回は冬のインナー美容として質の高い睡眠をとる方法を紹介します。
美人はぐっすり眠ってる!睡眠と美容の関係!

美容と睡眠って一見関係ないように感じますが、実はとても大きく関わっています。それは眠る事で美容に効果的な「成長ホルモン」と「メラトニン」が分泌量されるからです。
成長ホルモン
成長ホルモンは新陳代謝をあげてくれます。そのため肌のターンオーバーが促され、紫外線や肌ダメージを修復するサポートをしてくれるのです。肌にツヤがでたり、水分保持力が上がるため乾燥しにくくなったり、シミそばかす、肌荒れの予防になります。
メラトニン
メラトニンにはビタミンCやEよりもさらに抗酸化作用があります。そのためアンチエイジングには欠かせないホルモンなのです。また上の成長ホルモンを促す働きもあります。
ちなみに…
セロトニンという成分もポイントとして覚えておきましょう。セロトニンは上のメラトニンを作る原材料になります。
冬の睡眠注意点!間違った方法で寝ている人が意外と多い!

冬の睡眠、意外と間違った方法で寝ている方が多いんです。冬の睡眠はどんなことに注意したらよいのでしょうか。
間違った方法で寝ていない?
・靴下をはいたまま
・厚着をして
・電気毛布をつけっぱなしにしている
・寝る直前にお風呂に入る
寝る時にこのようなことはしていませんか?寒いからと言ってこのような寒さ対策は逆に睡眠を妨げてしまうのです。
どうして上手く眠りに付けないの?
それは深部体温が下がらなくなってしまうからです。深部体温とは脳や内臓の体温のことで、深部体温が下がることで人は眠気が出てきます。そのため体を必要以上に温めすぎてしまうと深部体温が下がらないので自然に眠りにつけないのです。
冬も美肌でいるための睡眠のコツ!

睡眠は肌にとって大切!しかし冬は寒さからそんな睡眠が上手くとれない事も…そこで冬もぐっすり眠るコツを紹介します。
睡眠のためにした方がいいこと!
朝起きたら太陽の光を浴びる
朝起きたら太陽の光を5〜10分浴びるといいですよ。睡眠の質は寝ている時に出るメラトニンというホルモンです。そのメラトニンにセロトニンというホルモン物質が原料になっています。そのセロトニンを作り出すためには、朝起きたら太陽の光を浴びるのがおすすめなのです。
日中に軽い運動
日中にウォーキングや散歩などの激しい運動でなくていいので軽く体を動かしましょう。日中に少し体を動かしておくことでセロトニンの分泌が促されるからです。
足元の冷えが気になる時はレッグウォーマー
寝る時の靴下はダメと言われても寒い…そんな時はレッグウォーマーがいいですよ。レッグウォーマーなら足元は温かく、熱も逃すことができるためきちんと深部体温を下げることができます。
寝心地のいいパジャマを選ぶ
寝る時のパジャマの着心地は睡眠にとって最も重要と言ってもいいでしょう。パジャマは肌触りはもちろん、吸水性や通気性に優れたものがおすすめです。寒いと化繊のフリースやモコモコしたものを着たくなると思います。しかし通気性が悪く、また暑くなりすぎるため深部体温も下がりにくくなるのであまりおすすめではありません。
睡眠のために控えた方がいいNG行動
激しい運動は寝る3時間前まで
激しい運動をされる場合は寝る3時間前までには終わらせましょう。激しい運動をすると体温が上がり、深部体温がなかなか下がらなくなってしまうからです。
コーヒーなどのカフェインは20時まで
寝る前のリラックスタイムで飲み物を飲む事があると思います。そんな時、コーヒーなどのカフェインが入ってるものは覚醒してしまうためなるべく控えましょう。どうしても飲みたい場合は、20時くらいまでにしてくださいね。
寝る前のスマホは控えめに
寝る前はスマホの操作を控えることをおすすめします。寝る前にスマホを触ると濃いカフェインを取ったのと同じくらいの覚醒力があるからです。
まとめ
今回は美容と睡眠について紹介しました。
・睡眠が大切なわけは、美肌に必要な成長ホルモンとメラトニンが分泌されるから
・寒いからと体を温めすぎると深部体温が下がらないため睡眠を妨げてしまう
・冬も美肌でいるために睡眠のコツを抑えよう
冬はなかなか寝付けない事も多いと思います。しかしポイントを抑えてぐっすり眠る習慣をつければ冬も美肌に近づけますよ。ぜひこの機会に睡眠を意識してみましょう。