私たちの美容や健康を健やかに育むためには女性ホルモンが大切です。しかし女性ホルモンは一生、安定して分泌されるわけではなく、年齢によって変化します。特に更年期は不安定な時期のため、美容面でも女性ホルモンとの付き合い方が大切になります。そこで今回はそんなライフステージと女性ホルモンについて、またサポートするためのインナーケアについて紹介したいと思います。
年齢によって変化する女性ホルモン

女性ホルモンはエストロゲンとプロゲステロンという2種類があり、年齢によって分泌される量が変化していきます。
思春期(10代)
初潮を迎え成熟期に向けてエストロゲンの分泌が盛んになっていく時期です。そのため皮脂が出やすくニキビなどのトラブルが増えます。この時期はまだホルモンバランスが不安定のため肌トラブルも多い時期です。
成熟期(20〜40代)
エストロゲンの分泌ま安定し、比較的ホルモンバランスがととのいやすくなる時期です。しかし妊娠や最近では生活習慣の乱れ、ストレスなどからホルモンバランスを崩す方が増えています。
更年期(45〜50代)
閉経前後5年を更年期と言います。エストロゲンの分泌が急激に減少するため、様々な不調にみまわれる方が多いです。肌荒れなどの肌トラブルをはじめ、ほてりや頭痛、倦怠感などの体調不良、イライラや落ち込みなどメンタル面にも大きく影響する時期です。
老年期(60代〜)
エストロゲンの分泌がかなり少なくなってしまいます。そのため男性がなりやすかった疾患なども発症しやすくなるため注意が必要です。
気になる更年期!チェックリスト

中でも更年期はケアが難しい時期です。最近なんだか調子が悪いな…って事ありませんか?もしかしたら更年期かもしれません。セルフチェックで確認してみましょう。
✔︎ほてりやすく汗をかきやすい
✔︎関節が痛い
✔︎頭痛がする
✔︎動機がする
✔︎手足がしびれることがある
✔︎めまいがすることがある
✔︎すぐ疲れてしまう
✔︎寝つきが悪い、夜中頻繁に目を覚ますい
✔︎イライラしやすくなった
✔︎落ち込みやすくなった
思い当たるところがあれば、女性ホルモンの変化によって不調が現れているかもしれません。女性ホルモンの影響を感じたら、外からのケアだけでなく体の中からのケアにも目を向けてみましょう。
減少する女性ホルモンをインナーケアでサポート

40代からの美容は外からのケアだけでは追いつきません。女性ホルモンを意識してインナーケアにも目を向けていきましょう。
食事で女性ホルモンをサポート
そもそもの原因である女性ホルモンの減少をサポートするにはイソフラボンを積極的にとることをおすすめします。イソフラボンは女性ホルモンの一つエストロゲンに似た作用があるからです。
・豆腐
・納豆
・豆乳
・きなこ
などの大豆製品にイソフラボンは多く含まれています。納豆など調理の手間がかからないので手軽に食べれますし、豆乳なども今は美味しく飲みやすいものがスーパーやコンビニで手に入るのでぜひ!
食事で補えない時はサプリメントを活用
食事だけではどうしても補えない時もあります。そんな時はサプリメントに頼ってみてはいかがでしょうか。
・コラーゲン
・プラセンタ
これらが入ったものがおすすめです。
コラーゲン
若々しい潤いのはる肌にはコラーゲンが欠かせません。しかし女性ホルモンが減少するとコラーゲンの生成も一緒に少なくなってしまうのです。肌のたるみが気になるという方は、サプリメントやドリンクなどで体の中なら補ってみてはいかがでしょうか。
プラセンタ
プラセンタは女性ホルモンの乱れにアプローチしてくれます。特に女性ホルモンの乱れによる肌荒れにお悩みの方におすすめです。
まとめ
年齢によって女性ホルモンの分泌される量が変化していきます。中でも40代以降は女性ホルモンが急激に減るため、肌も体調も不調が目立つのです。そのため今まと同じ外からのケアだけでは追いつきません。これを機会に女性ホルモンの影響がある事を知り、インナーケアにも目を向けていきましょう。