「電解水」や「アルカリイオン水」ってご存知ですか?最近、美容や健康に良いと雑誌やSNSなどでよく見かけますよね。見ていると電解水となっていたり、アルカリイオン水となっていたり、同じような効果なのに違いがイマイチ分からなくはないですか?今回はそんな電解水とアルカリイオン水についてみていきましょう。
電解水ってどんな水?

まず、「電解水」とは何なのか簡単に解説したいと思います。
電解水とは字のごとく、電気分解してできた水です。水を電気の力によって、本来水にはない機能を付けたものが電解水なんです。
電気分解の強度によってph(ペーパー)値が異なり、化粧水に適したものから飲料用、洗浄用など様々なものに使われています。
電解水は2種類ある!

上で解説した電解水は主に2種類にわけられます。それは、
・アルカリ電解水
・酸性電解水
この2つです。この違いは電気分解の時にマイナスの電極で分解されているか、プラスの電極で分解されているかで異なります。マイナスの電極ではアルカリ電解水、プラスの電極で酸性電解水が生成されるんです。
アルカリ電解水
これがアルカリイオン水のことです。タンパク質や油分の分解が得意で、菌やウイルスの除去にも優れています。
ちなみに美容洗顔のマイオンにも使われている水はこのアルカリイオン水なんですよ。
酸性電解水
酸性電解水は、殺菌が主な用途として使われる事が多いですよ。例えば食品工場や歯医者さんなどの石鹸があまり使えないような場面での殺菌に用いられる事が多いんですよ。
電解水とアルカリイオン水の違い

電解水とアルカリイオン水は違うものではありません。特殊な科学技術て電気分解してできた水が「電解水」です。その電解水をマイナスの電極で分解したものがアルカリイオン水になります。雑誌やSNSなどで、電解水やアルカリイオン水と書かれていますが、違うものではなく電解水の種類の一つがアルカリイオン水なんですね。
まとめ
今回は電解水とアルカリイオン水についてまとめました。美容や健康におすすめとよく聞きますが、どんなものなんだろう?とイマイチわからない事も多いですよね。今さら聞きづらいなんて事もあるのではないでしょうか。今回はそんな今さらちょっと聞きづらい電解水とアルカリイオン水についての解説でした。