普段何気なく使っている日焼け止め、実は正しく使えていないと効果を十分に発揮しません。しっかり日焼け止めをぬっているはずなのに日焼けしたかもと思った方、将来シミの多い肌になってしまわないため、日焼け止めの正しい選び方や使い方を見直してみましょう。
タイプ別日焼け止めの選び方!

日焼け止めを選ぶ時何を基準に選んでいますか?日焼け止めには様々なタイプがあります。タイプ別にメリット、デメリットを理解して上手く使い分けましょう。
クリーム
主によく使われているのがクリームタイプの日焼け止めです。肌への密着度が高いためしっかり日焼け防止ができメインの日焼け止めとして活躍してくれます。しかし汗をかくとベタつきが気になる事が多いため、基準の使用量をきちんと使えていなかったり、ぬりムラができやすいのが注意点です。
ジェル・ミルク
軽いつけ心地が特徴の日焼け止めです。ベタつきにくく白くなりにくいため使いやすいタイプになります。伸びがいいぶん使用量が少なくなりがちで、せっかくぬっているのに日焼けしてしまう事があるので、適量を使うように気をつけましょう。
スプレー
手が汚れにくくメイクの上からでも使えるのがスプレータイプです。ですが使用量が目で見てわからないため、ぬり漏れなどしやすくなります。メインとして使うよりはぬり直し用として使うのがおすすめです。
パウダー
スプレータイプ同様に手軽に使えるのがメリットになります。しかし汗や水に弱く落ちやすいので、こちらもメインとしては向いていません。パウダータイプは直しや補助として使うにはとても使いやすいです。
今さら聞けないSPF・PAって?

日焼け止めの選び方としてもう一つ、多くの方が目印にされているのがSPFやPAです。これらの指標について詳しくみていきましょう。
SPF・PAとは?
SPFやPAというのは紫外線防止効果を表したものです。紫外線にはUVAとUVBという2種類があり、それらを防止する効果の指標になります。
SPF…肌を黒くしたり、赤みや炎症を引き起こす原因であるUVBを防ぐ効果を表したものです。例えばSPF30なら、10分で日焼けをする人だと、30×10で300分程予防ができます。
PA…肌のコラーゲンを破壊し、たるみやシワを引き起こすUVAを防ぐ指標がPAです。PAは+で4段階に表されています。
SPF・PAはシーン別に選ぶ
SPFやPAは高ければいいわけではありません。高いもなは紫外線防止効果は高いですが、そのぶん肌への負担も大きいです。そのため生活シーンに合わせて選んであげてください。
室内
SPF10 PA +
日常生活(外出)
SPF10〜20 PA +〜++
屋外でのレジャー・スポーツ
SPF20〜30 PA++〜+++
炎天下でのレジャー(マンスポーツやリゾート地など)
SPF30〜50 PA+++〜++++
これくらいが目安になります。
絶対焼かない日焼け止めの使い方!

きちんと日焼け止めを使えているか今一度、確認してみましょう。絶対焼きたくない人は必見!効果的な日焼け止めのぬり方です。
外出の15〜30分前にはぬっておく
効果を発揮するまでにすくなくとも15分はかかるため、外出直前にぬっていると日焼けしてしまいます。
保湿してからぬる
肌が乾燥している状態では効果は半減です。スキンケアをしてからぬると効果がUPします。
トントンとたたき込むようにぬる
肌の上で日焼け止めを伸ばすと摩擦で肌が傷んでしまうため、手に広げてからトントンとぬってあげましょう。
意外と多い!ぬり漏れに注意!
ぬり漏れって意外と多く、これが気付いたら日焼けしてしまっている原因の一つになります。目や鼻の周り、耳や首の裏など特にぬり忘れが多いので注意してあげてください。
ぬり直しは2〜3時間おき
SPFのところでも少しお話ししましたが、日焼け止めは一度ぬれば効果が持続するわけではないのでぬり直しをしてあげてください。
去年の日焼け止めは使わない
日焼け止めには使用期限があります。去年のものは酸化して効果がないだけでなく、肌を傷め老化させてしまう恐れがあるので使わないようにしてください。
まとめ
紫外線対策の必須アイテム日焼け止めは選び方、使い方によって効果に大きな違いが出てきます。きちんと塗っているはずなのに日焼けしているという方、将来のシミを増やさないためにも今一度日焼け止めのぬり方を見直しましょう。